川島の白鳥を見て、忍城を見学

2017.11.24

 昨日、朝食後株価をチェックしたら、すでに日経平均は1000円以上の下げ、さすがにショックでした。だからというわけではないのですが、ブログの更新もなんだかする気が起きず、「まあいいや今日も出かけよう」と気分転換を目指して昨日に引き続いてドライブへ。

 向かったのが、川島という場所の近くにある白鳥の飛来地。多数の白鳥が来ているということが新聞に出ていました。ネットで場所を調べて住所をカーナビに入力。

 行ってみたら40台ぐらい駐車できそうな臨時の駐車場も出来ていて、ウイークデーのためか車は20台ぐらい停車。車を停めて川の土手を越えて100mほど歩くと白鳥が群れているのが見えました。

 この日は少し少なかったようで40羽くらい。頻繁に人が訪れるせいか、私が近づいても逃げません。10mぐらいの距離から写真撮影。白鳥なんて子供の頃動物園で見たぐらいだなと思いつつ、「本当に白いや」と妙なことに感心していました。

川島の白鳥

 再び車に乗り込んで、向かったのが行田市。実は以前ウォーキングのために「さきたま古墳群」を見学に行ったことがあるのですが、その時近くに映画にもなった難攻不落の「忍城」というのがあることを知り、いつか行ってみたいと思っていました。

 というわけで行田市街から忍城の駐車場に向かいましたが、周辺はごく普通の市街地で、良くある山のてっぺんのお城という雰囲気は全くなし。

 駐車場の横には中学があり、大きな堀もなく、およそお城のイメージとはかけ離れていました。車を降りてお城というかお城の博物館まで歩き、数百円の入館料を払って館(城)内へ。

行田市の忍城

 館内の展示物は結構充実していました。「へえ〜、こりゃ日本史好きなら面白いだろうな」と思いましたが、私は日本史は大の苦手なので、唯一興味を引いたのが、上の方の階から見た行田市街の様子と、昭和の時代の生活器具のテレビ等の電化製品。

 それでも「昔の人はこんな生活をしていたのか」ということが垣間見えて、面白かったです。以前は城跡見学と言っても、石垣を見て「良く作ったなあ」と感心し、天守閣あたりからの眺めを見て、「うん、よく見えるな」と納得し、「よし見学した」と満足しましたが最近ちょっと見方が変わりました。

 この石垣はどうやって作ったのかなとか、城の上から下を見て、そこで生活していた武将?はどんなことを考えていたんだろうか?年老いて城の中を移動するのは大変じゃなかったのかなとか、まあ早い話が生活に根差した見かたをするようになり、もしかしたら日本史の面白さもそういったところにあったのかなと、60を越して分かってきました。

 どうしてそんなことを考えるようになったのかということを考えてみると、どうやら一昨年のクモ膜下出血以来、改めて「人間の寿命とは」「人間の生きる目的は」「悔いのない人生は」なんてことを考えるようになってからだと思います。

 またここ数日出歩いているのは、もちろんウォーキング等の欲求を満たすとか、運動不足を解消ということもあるのですが、いずれ寿命が尽きる前にやっておきたいこと、見ておきたいものは何か、行っておきたい場所はどこかということをまじめに考えるようになったことも一因です。
 


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