学費以外の教育費

大学入学後の、学費以外の負担増(2013.3.17)

 バンコク旅行を満喫して、これから再び節約を意識した日常生活が始まるなと思っていた矢先、以前勤めていた学校の同僚から、今勤務している学校で非常勤講師を募集しているので、少しだけやりませんか、という声がかかりました。

 自宅から車で40分以上かかる学校なので、ちょっと面倒だなと思う反面、4月からまったく外部との接触無しに年金生活に入る事への不安もありましたので、条件をいろいろ聞いてから受けることにしました。

 大学生が行うアルバイトみたいなものですが、週3日、往復の通勤時間を考えると半日弱がつぶれます。対費用、対時間という効果を考えると割に合わない仕事かもしれませんが、息子が大学生活をエンジョイすることになれば、私はこれまで以上に一人で生活する時間が長くなると思われるので、それをどうしようかなと思っていました。

 英会話学校や大学の公開講座等への参加を考えていたのですが、これらが何らかの出費を伴うのに較べて、非常勤講師は収入を伴いますから、年金補填という意味合いも大きくなり、そのお金でさらに旅行に行くことも出来るなと考えました。

 というわけで4月からの家計の収入部分に若干プラスの変化が生じそうですが、一方で息子の大学から送られてきた資料を見ると、学生生活では学費以外に様々な費用がかかるなと言うことがよく分かります。

 先ずは以前も書きましたが、交通費。これまでは一ヶ月5000円ぐらいだった定期代が1万円になります。

 昼食
は、これまで週3日ぐらい弁当を私が作っていましたが、これが無くなった代わりに学生食堂で1食300〜400円の負担になりますので、これがやはり月1万円ぐらい。

 さらに様々な便宜を計ってくれるという学生生協の加入。これは卒業時に負担金が戻ってくるそうですが、これが3万円。4月に入って、教科書等の購入があるそうで、これが概算3万円。

 理工学部という学部の性格上ノートパソコンが必要になるとのことで、生協から送られてきたパンフレットに記載されているパソコンは10数万。更にプリンターが数万。もちろんそれをまともに買うつもりはありませんが、安いものを買ったとしてもプリンターと合わせて5〜8万ぐらいはかかりそうです。

 続いてこれも理系特有ですが関数電卓。今はこの電卓は安くなりました。5000円もしないと思います。余談ですが、私も理系だったので、今から40年ほど前の入学当初に関数電卓を購入しました。

 当時、これらの関数電卓が出たばっかりの頃で、値段が3万円前後でした。カシオのfx10という機種ですが、いまだに電池を入れれば動いてくれます。

 そして電子辞書。大学受験時にすでに1台買っていますが、状況に応じて古いものは私が使い、新しいものを買わなくてはいけないかなと思えます。これがやはり3万前後。

 さらに大学は英語教育にも力を入れているようで、息子も特別なTOEICに向けた授業を受けたいと言っているのですが、これの教材費が1万前後。

 合計年間費用に直すと交通費12万、食費9万(長期休業があるので)、生協3万、教科書3万、パソコン等8万、電卓0.5万、電子辞書3万、英語教材費1万となり、約40万。学費以外にこれだけの費用がかかるわけですから、上記の私の非常勤講師の収入がまるまるこちらに使われることになります。

 実はそれ以外にも保険等の負担やスマホ等の通信費用もありますので、躾等の子育ては終わったように感じていますが、資金面の援助はまだまだ必要だと言うことになりそうです。
  
表紙に戻る 子育て 一人親支援制度