毛細血管の構造とストレスによる病気

激務のストレスは健康に影響します(2012.11.12)

 なんか急に年内解散という雰囲気が高まってきました。自民党の阿部総裁の顔つきは、すでに裏でその流れが固まったかのようにニコニコしています。あんな簡単に表情が変わってしまっては駄目ですね。

 一方野田総理は、民主党のマニフェストの説明会(謝罪会?)を開いたみたいですが、その顔つきもすこしさっぱりした雰囲気で、「まあここまで粘ったんだからいいだろう」みたいな気持ちが透けて見えました。

 実際の解散がいつになるのかは分かりませんが、新聞では解散日と投票日の日程に早くも話題が移っています。

 どうせやらなければならないのなら早ければ早い方がいい、というのが私自身の仕事に対する考え方なので、当然年内解散、年内選挙が理想ですが、今回は政治の空白期間がひじょうに長かったようなので、そのペナルティも考慮して、議員さんたちには年末までしっかり働いてもらい、みんなが休んでいる正月前後の数日に休日返上をして選挙運動。

 年明けに本当に新しい気持ちで総選挙、というのも面白いなと思っています。

 まあそれはそれとして、中高年庶民の関心は日々お金の心配をしながらも、毎日の生活を如何に楽しく健康的に暮らしていくか、ということにありそうです。

 今私はこれとは別の健康関連のブログやホームページも作っているのですが、そこで血液や血管についていろいろ調べています。

 一応仕事が理科の教員なので生物に関する一般的な知識はありますが、専門は物理なので、まだまだ知らないことも多く、調べていくと人間の体というのはつくづく凄いものなんだなと思います。

 そんな中でここのところ毛細血管について調べていました。私の妻は悪性リンパ腫という病気でなくなりましたが、今更ながらですがその病気についてもっと知りたいと思い、手探りで勉強しています。

 で毛細血管ですが、一番細い部分は直径0.005mmだそうで、これは細い髪の毛の10分の1ぐらい。しかもその中を直径0.008mmぐらいの赤血球が、体を折り曲げて通り抜けていくんだそうで、これじゃあ簡単に詰まってしまうのではと改めて思いました。

 完璧に詰まらないまでも、少なくとそこで血流の滞りが発生すれば、神経がその状態を感知して心臓のポンプの力を上げることになり、その結果高血圧になる、というイメージがよく分かりました。(本当にそれが正しいのかどうかは勉強不足で分かっていません)

 その意味ではコレステロール等の有機物質が血しょう中に多数溶けていれば、血液自体もいわゆるドロドロ血液を呼ばれる状態になるわけですから、脂肪分の摂りすぎは良くないなと感じました。

 さらにストレスというのは、交感神経系の緊張をもたらし、その結果血管はさらに収縮しますので、ストレスにさらされ続ける(緊張状態が継続する)ことが、如何に健康に良くないのかということもよく分かります。

 早期退職をして4月1日を迎えたときの開放感は今でも覚えていますが、両肩の上にずっしりと乗っていた重みがふっと消えたように感じました。

 激務は命を縮めるということがよく分かった一瞬でした。不況はまだまだ続くと思いますが、気持ちだけは明るくお気楽にいきたいものです。  


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