使わなければ衰えるのは必然
ウォーキングを楽しみながら体のメンテナンスについて考察(2016.6.29)
雨の間隙をついて相変わらず早朝や昼食後にウォーキングを楽しんでいます。我が家の近くには高麗川という、埼玉県では有名な清流が流れていて、その河川敷に市が遊歩道を整備しました。
端から端までの長さが2kmぐらいでしょうか?その前後に繋がっている自転車も走れるような遊歩道まで含めると全長は10kmぐらありそうです。
かつてはこの道をクロスバイクで走っていたこともありますが、鼠蹊部ヘルニアという病気の予後で自転車は良くないという話を聞いてから、ここのところ自転車は全く乗っていません。
早期退職後は、運動と節約を兼ねて、半径5km以内のスーパーには、このクロスバイクで通っていたので、その分運動不足になっています。
そのためかどうかは不明ですが、最近ちょっと前のブログにも書いたように、太ももというか大腿部の筋肉が衰えたような感触があります。
そう思ってウォーキングの頻度も増やしていたのですが、先日書いたようにウォーキングだけでは太ももの筋肉は鍛えられないことが分かり愕然。
結局太ももというのは、足の上下運動を行う事で鍛えられるようで、自転車を使ったスーパー通いはそれなりに効果があったんだと今頃になって気が付きました。
では、自転車以外に太ももを鍛える方法はないのかとネットで調べてみると、どうやらスクワットと階段というのが効果がありそう。
そうかあと思って先日久しぶりにスクワットをやったら、連続で行うと20回ぐらいでダウン。以前は30回ぐらいできたので明らかに衰えています。(休めばまた出来ますが)
「これはいかん」と思い、今度は先日雨の日に、我が家の2階までの15段の階段を本を読みながら20往復してみましたが、10往復を越えるぐらいから汗が出始め、15回ぐらいから「もういいか」という気持ちになり、それを何とか誤魔化して20回達成。
「こりゃ想像以上に衰えているぞ」と感じたので、最近はウォーキング中にも、なるべく坂道や階段がある所を歩くようにしています。
結局人間の老化というのは、脳も含めて使わなければ衰えるのが当たり前で、60歳以降はともかく使う事によってその衰える下降曲線を少しでも緩やかにするしかなさそうです。
若い時なら、こんなことは全く意識する必要がなかったわけですが、コンピューターのメンテナンスと同じで、時代遅れになりつつある部分を常にモニターして、必要に応じてファイルを追加するように、人間の老朽化した体も、常に老化具合をモニターして必要に応じてメンテナンスを行わないといけないようです。