若返りホルモンDHEAを増やすには

2017.9.27

 長寿の人に共通する血液中のホルモンがあるそうです。DHEAと呼ばれるホルモンで、腎臓の裏側にある副腎という臓器から分泌されるそうです。テレビの健康関連番組で取り上げられていました。

 このホルモン、当然ながら若いときは活発に分泌されるようですが、年齢とともに減っていきます。ところがその減り方は人それぞれで、どうやら長寿の人は同じ年代の人に比べてこのホルモンが多いということです。

 そんな便利なホルモンがあるのかと気になるのですが、ではすでに60歳を越して、分泌が減ってしまった状態で、その減少を食い止める方法があるのか?

 番組では、長寿の人に共通する食習慣と生活習慣を取り上げ、もしかしたらそれがDHEAの減少を食い止めているのではと、まとめていました。

 ではその食習慣とはどんなものか?と思うわけですが、別段「あっ!」と驚くようなことではなく、要するに様々な健康番組で取り上げられている通り、野菜や果物をたくさん食べるという結論に落ち着くようです。

 また生活習慣で共通しているのは、没頭できる趣味があること。「あれをやりたい、これをやりたい」という意欲があれば、脳が活性化し、その活性化を維持するためにDHEAが分泌されるという理屈のようです。

 早い話が、老後は食生活をきちんとして、生きがいを見つけなさいということだと思います。というわけで、では私自身はどうなんだろうか?と振り返ってみました。

 食生活については、近年毎朝1個のリンゴを食べているのですが、これが結構体に良い影響を与えているのではと思います。もちろん自宅の庭に作った一坪家庭菜園からとれる野菜も食べていますから、まあまずまずの食環境かなと思います。

 ただ昨年の病気の関係で味覚異常が少しあって、「これは無茶苦茶旨い!」と感動する食べ物にあう機会が減りました。その意味では、「まずくて食べられない」と思うこともあり、食事の総量は減少。

 しかしその結果体重が減少し、日々行っているストレッチの影響もあり、ウエストが細くなり、血圧も低下傾向となっています。その意味では病気になったことにより、逆に健康が回復した部分もあるようです。

 また趣味の点では、私はもともと多趣味の人間で、「遊ぶために仕事をしているんだ」と思っていましたので、今もって旅行を始めとしてやりたいことは多いです。

 ただこれまた病気の後遺症で、しょっちゅうふらつきを感じるので、これまでと同じ勢いで旅行に行くという機会は減っているように思います。

 と思ったところで、今日は朝から青空が広がっていたので、ドライブを楽しんできました。途中事故渋滞で思った以上に時間がかかりましたが、向かった先は小田原。
 
 最初に早川港の漁港食堂でおいしい刺身定食を食べ、その後真鶴半島の三石へ。昔から景色が良いことで有名な場所です。ここでじっくり海の景色を堪能して、帰りに小田原の鈴廣本店に寄ってお土産購入。

 まあ高速代やガソリン代、お土産代を合わせると合計1万を越してしまいましたが、きれいな青空の下でドライブを楽しんできました。これで少しはDHEAの減少の勢いもおさまるのではと思っています。


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