高齢者の体調管理

2019.6.26

 朝6時に目が覚めました。起きるとすぐに手術跡の痛みを意識。しかしわずかずつですが痛みは軽減。背中側に手をついて上半身を持ち上げ、横に向きになって足をベッド脇に下ろしてゆっくり立ち上がります。

 着替えをもって用心しながら階下のリビングに降りて洗顔、着替え。朝食はご飯。おかずは昨晩作った、このところお気に入りのカツオと新玉ねぎのポン酢和えと昨晩作ったジャーマンポテトの残り。

 みそ汁はナメコ。食後にバナナを1本食べて1日が開始です。息子の出勤を見送ってバンコクブログの更新。ところが更新作業の途中で実家の妹から電話。

 どうやらまたしても母親の体調が悪い様子で、最寄りの診療所まで送迎をしてほしいといいます。というわけで9時に行くことにして、ブログの更新作業を中断。

 行ってみると、昨晩あたりから動悸が激しくて眠れないと言います。よく事情を聴くと血圧も高めに推移しているようで、ちょっと心配。
 
 とりあえず車に乗せて、妹も仕事を休んで一緒に送迎。私の体調がまだ完璧ではないので、在宅酸素療法をしている母親の送迎で携帯酸素の運搬が必要になるからです。
 
 しかし車中でいろいろ話を聞いてみると、暑いのに水もあまり飲まず、塩辛いものを多く食べているといいます。結果的にそういったことが引き金になって血圧が上がり、心臓もバクバクいうようになったのではという気もするのですが、どうやら母親の言い分は降圧剤を飲んでいるから大丈夫と思い込んでいるようです。

 結局血圧をあげる要因を自分で作っておいて、「突然上が160ぐらいに上がった」と騒ぎ立てているように思え、はっきり言ってちょっとうんざり。

 水を飲んで運動をして、塩分を減らせと何回も言っているのに、結局調子のよいときはそんなことをすべて忘れているようです。

 まあ90歳近い母親ですから、自分の好きなもの(塩辛いもの)を食べて、満足できればそれでいいのではという気もして、最近はあまりアドバイスをする気も失せているのですが、そんなときに限って大騒ぎになります。

 というわけで、送迎と医者の待ち時間で午前中はほぼ終了。実家に母親を送って、その足で市民農園へ。トマトと小松菜を収穫。帰りがけに手作りパン屋さんによって、昼食用のパンを三つ購入。

 帰宅してコーヒーを入れてパンで昼食。食後は昼寝。40分ほど寝て今度は買い物。肉とタコが安かったので購入。さらに朝食用のパンやサラダ用のキューリ、昼食用のパスタなんかを買って合計が1800円ぐらい。

 手作りパンの料金を合わせると2500円となり、1日1500円の目標を軽くオーバー。実は先日6月分の家計簿をちょっと集計。食費が思ったよりちょっと少なかったので気が緩んでいます。

 さて相変わらずネットのニュースでは年金問題が取り沙汰されている様子。まあ誰もが老後にきちんと生活できるかどうかということが心配なわけですが、政治家の人たちの論争にそういった視点があるようにはあまり感じられません。

 その意味では、結局老後は年金+自助努力ということしかないと思うのですが、この自助努力を補完するような制度の整備に関する議論も全くなし。

 70歳まで働いて、なるべく年金は繰り下げて受給してもらいたというのが本音のように感じられますが、今は70歳まで働ける制度作りのみ。働き方の具体的内容や質に関する議論はほとんどないなと感じます。

 ちなみに私は年金は繰り上げ需給を選択。一時は繰り下げ需給が得という論調のマスコミが多かったのですが、最近は、やはり繰り下げ需給は問題、という記事が増えたような気がします。

 この繰り上げ繰り下げも結局は自身の体調、健康状況、資産の状況、家族構成等で変化するはずで、2000万円問題も含めて、一律に是か非かという議論は信用できないなと思っています。



降圧剤の服用を中止


老後の健康(3)


表紙に戻る