罰則が強調されている特措法

2021.1.27

 6時55分に目が覚めたので、ベッド上のストレッチは省略して階下のリビングへ。暖房を入れてNHKのラジオ体操と、立ったままできるストレッチを行いパンで朝食。

 おかずは昨晩作った湯豆腐というか具材がたっぷり入った寄せ鍋の余り。食後にミカンを1個食べて、息子の出勤を見送り1日の始まり。

 朝はだいたいテレビを聞きながら、新聞を読んでいることが多いのですが、最近新型コロナ関連で腹が立つことが多いなと感じています。

 新規感染者数そのものは、今後少し減少するような気配を感じるようになっていますが、庶民が様々な規制を意識して、何とか少しでも外出を控えようとしている中で、自民党や公明党の議員さんが夜多くまで食べ歩いていたみたい。

 ご本人たちは陳謝したようですが、理由を聞いても納得できるものではなく、なんだやっぱり自分たち国会議員は特別なんだと勝手に解釈している人が多いんだということが分かっただけ。

 一方で予算委員会で、特措法が審議されていますが、なんか罰則規定のみが強調されている感じ。時短要請に従わない場合は事業者が50万以下の罰金、入院拒否は1年以下の懲役または100万円以下の罰金だそうで、その重さに驚愕。

 海外でも指示に従わなかった場合罰則規定が適用されることは知っていますが、金額はもっと少ないはず。第一医療崩壊が叫ばれ、入院できないという人がいるのに、入院を拒否したら罰則というのも理解できない。
 
 それでその人を懲役刑にして、刑務所の感染対策はどうするつもりなのか?罰則を重くすれば指示に従うだろうという安易な発想が透けて見えます。
 
 逆に入院したいのにできなかったという医療側の罰則があっても良さそう。ただしその罰則が適用されるのは、病院でなく、現在の医療体制の不備を作り出した国の責任とも言えそうです。

 要するに国は自分の責任でやるべきことを、経済を優先するあまり、すべて小出し、後出しにしておいて、感染者が増えてどうしようもなくなったので、お店や庶民にその責任を押し付けているとも考えられそうです。
 
 菅総理自体は、割と良心的な人物のようにも見えますが、その周りに蠢く利権がらみの高齢議員の呪縛にとらわれている感じがします。

 ご本人も、あえて意識して感染を拡大させようなんてことは微塵も思っていないと信じているので、要するに総理になったタイミングが悪かったのかも。
 
 とはいえ、タイミングが悪かったなんてのは、今だ私が感染していないからこそ言えることで、自分が感染していたら、もっと激しい言葉で国を攻め立てていたかも。
 
 幸いにも遅きに失したとはいえ、曲がりなりにも緊急事態宣言が出された効果が、新規感染者数のグラフに現れてきたようには思っています。

 尾見会長は、まだこのグラフを見て懐疑的に思っている部分があるみたいですが、少しでも改善に向かっていると考えたい庶民の一人としては、「きっと落ち着くに違いない」と信じたい思いです。





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