予想外の出費への対応(2011.12)

 早期退職をして、手取りの年収が少なくなり、貯金の一部を取り崩しながらまあなんとか日々生活しているわけですが、時々通常の生活費を超えた、予想外の出費に見舞われることがあります。

 その多くは電化製品の故障です。ここ1年の間で、ちょうどテレビの地デジ化があり、節約のためにアナログのテレビにチューナーをつけて、ようやくデジタルテレビが見られるようになったと喜んでいた矢先にテレビがダウン。

 結局3万前後の液晶テレビを買うことになり、思わぬ出費に「まいったなあ〜」と思っていました。ところがところが今度はさらに高額の出費がやってきました。

 風呂場の保温をよくして、節電、さらにお金の節約も目指し、窓際にカーテン等を設置していたのですが、予期せぬ事が置きました。それは給湯器の追い炊き機能がダウンしたこと。

 今住んでいる家は新築から約15年経過して、そろそろあちこちリフォームの時期だなとは思っていました。しかしそうは思っていても、すぐに何かが壊れることはないだろうと安心していました。

 ところが3日前追い炊きをしてから風呂に入ってみると、何だかいつもより冷たい。こりゃいよいよ冬本番の冷え込みで、いつもより水温が下がっていたのかなと思い追い炊きスイッチを押してみると、熱いお湯がほんの少ししか出ていないことが分かり愕然。

 すぐに風呂から出て、熱いシャワーを浴びて入浴終了。(お湯は出ました)その日はもうどうしようもないのでそのまま就寝。一昨日メーカーに電話。

 この家を建てた工務店に電話をしても良いのですが、結局そこからまたメーカーに電話が回るんだろうと思い、直接電話をしました。症状を伝えると、その日の内に点検に来てくれると言うことで一安心。

 昼頃になって業者が来てくれ、外の壁にくっついている器具を点検。その結果熱交換機がダウンしていると言うことですが、すでに15年経っているので修理の部品もありませんと言われ、結局全取っ替えとなりました。

 それはそれでしょうがないのですが、同程度の機械のカタログを見せてもらうと、何と定価が1台30万円近くします。これに消費税や工賃、特別な配管等をプラスするととんでもない額になります。

 業者さんもその辺は心得ているとみえ、「まあ実際にはこうゆう値段になります」と提示されたのが18万ぐらい。

 「と言うことは消費税を入れると19万円ですね。これはちょっと厳しいなあ・・・」と返答を渋っていると、「分かりました。それではすべて込みで16万。消費税を入れて168000円でどうでしょうか」と言います。

 突然のことだったので、価格の相場が判断できず(ネットではもう少し安くなるような感じもしましたが、その時は調べていませんでした)、係の方の人柄も良さそうだったので(もしこちらの足下を見るような態度だったら断ろうと思っていましたが)即決。

 すぐに部品を取り寄せてくれ、昨日午前中一杯で交換終了、昨晩は無事暖かいお風呂にはいることが出来ました。それはいいのですが、やはり10万を超す大きな出費はボーナス等がない現状ではひじょうに辛いです。

 早期退職するしないに限らず、リフォーム費用が必要だと頭では分かっていましたが、実際に突然大きな額が請求されると、小心者の私は今後どうなるんだろうとつい不安になってしまいます。

 結局このお金の支払いのために、生活費として少しずつ引き出していた定期預金を一挙に20万円近く引き出す羽目になり、次は何が壊れるんだろうという不安を感じています。


表紙に戻る 退職後の家計 早期退職時の必要貯金額