自分の支払い予定額から
業者さんの利益を推定

リフォーム業者さんの収入(2013.5.22)

 ようやく外壁の再塗装が終了。昨日の午前中に足場が撤去され、見かけは新築同様の家になりました。散らかっていた荷物を物置に入れ、ようやく一息ですが、周辺の庭や玄関、駐車場あたりにものが散乱しているので、新しい外観にそぐわないです。

 今日は時間があったらそのあたりもキレイにしようかと思っていますが、すでに18年が経過しているので、そう簡単に片付きません。

 今回の屋根と外壁塗装のリフォームといえばいいのでしょうか、この総費用が約90万です。

 この家を建てた当初から懇意にしている建築やさんに依頼しているのですが、実際にはそこからいろいろな下請けというか関係する会社に仕事が回るようで、足場の会社、清掃の会社、屋根の塗装、外壁塗装、足場の解体と順次人が入れ替わっていました。

 工事期間は、間に雨等が降ったので延べ2週間ぐらい。作業をしていた日数は10日。その間毎日2〜5人ぐらいの人が来ていましたので、作業に携わった方の総人数は延べ25人ぐらいでしょうか。

 この方達は会社組織で働いているようなので、いわゆる日当ではなく給料になるのかなと想像していますが、私が支払うのが90万とすれば、そこから材料費や交通費が支出され、残りが利益となるわけです。

 では一体どのくらいの利益率が見込まれているのか?仮に30%とすれば、90万の30%ですから27万。ということは一人で1万円弱を稼いだ、ということでしょうか。ちょっと少ないような気もします。40%なら36万。

 もちろん作業工程によって金額の差もあると思いますし、1日中の作業と半日で終了する作業もありましたから、1日1.5万円ぐらい?

 面白いなと思ったのは、ある意味当たり前ですが、作業のある日はきちんと7時45分ぐらいに家の前に車が到着し、8時から作業が始まったこと。

 10時前後に若干の休憩。お昼休みがあって、3時頃にまた休憩。そして5時には作業終了となり、通常のサラリーマンの仕事と作業時間帯は同じでした。

 つまり8時間労働で、1日1.5万なら時給換算で2000円ぐらい。だいたいこの辺りかなと思えますが、もちろんこの業界のことはまったく知らない素人が想像で書いていますので、もしかしたら全然違う値かもしれません。

 しかし実際には会社組織で日当ではありませんから、会社の利益もこの中に含まれるはずです。ということは手取額は更に減るのか、それとも利益率がもっと高いのか。

 逆にこういったリフォーム業者さんの求人を見てみると、年収200〜500万ぐらい?月に20万弱から40万。もちろん年齢や熟練度によって変わるのだと思いますが、仮に月25日はたらくとすると、1日あたり1〜2万となりますから、上記の数字はほぼ実態に合っているように思います。

 後はこの利益率の調整によって見積額も変わってくるのだと思いますが、40代50代の方で、あれだけの作業をして年収が500万だと、やはり生活は大変だろうなと感じます。


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