消費に付加価値をつけて家計防衛

クレジットカードで効率的な消費を(2014.11.8)

 消費の効率化を図るためにクレジットカードを利用しています。理由はショッピングポイント。私が主として利用しているカードは、アメックスの「スカイトラベラーカード」というものです。(それ以外に楽天とJALカードを持っています)

 利点は、

・ ショッピングポイントが100円で1ポイントたまること

・ 提携航空会社のチケットをこのカードで買うと100円で3ポイントになること

・ ショッピングポイントからマイレージへ移行する時の換算率が1:1であること(通常は2:1が多いです。またANAへの
移行は手数料がかかります)

・ 空港ラウンジの利用が可能なこと(国内と海外は一部ですが)

・ 帰国時にスーツケースを1個無料で宅配してもらえること

・ ショッピングポイントに消費期限はない

等です。

 逆に欠点は

・ 年会費が10800円と高額

・ VISAはOKでもアメックスは利用できない店がたまにある

・ 海外で利用したとき、為替の換算レートがVISAやMASTERより、ほんの少しですが不利

といったところです。ただ総合すると、マイレージポイントがたまりやすいと判断し、たまったマイレージポイントは特典航空券獲得や座席のグレードアップに使えるので、重宝しています。

 最近はこのカードが使える店の中に、Tカードのポイントがたまる店も増えているので、Tポイントを貯めながら、ショッピングポイントも貯めることが出来る場合もあります。

 Tポイントもある程度たまるとANAのマイレージに移行できますので、これも助かります。(ただし移行の換算レートは2:1です)

 ということは、Tポイントとアメックスのカードを併用すると、10000円消費でアメックスが100ポイント、Tカードが100ポイントたまるわけで、これをマイレージ移行すると150マイルになります。

 というわけで、同じ品物を1万円で買う場合でも、現金で買えば1万円が失われるだけですが、カード利用の場合は1万円が失われますが、同時にポイントがつくので、実質数%の割引になると私は判断しています。

 率で言えば1%程度のものですが、家計の消費は日常的にありますので、年間になると結構ポイントがたまります。私の感覚では2年間ためれば、私の好きなハワイやバンコクへの一人分の座席が確保できる感じです。

 家計の効率的運用を目指すなら、こういった視点も大事だと思います。ただカード利用の欠点は、うまくコントロールしないと使いすぎてしまうこと。さらに支払い方法を一括支払い方式以外にすると、利息分が大きくなり、結果的に間違いなく損します。


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