予想外の支出?

場合によっては息子が一人暮らし?(2015.4.6)

 新年度が始まって最初の月曜日です。今日あたりから本格的に頭を切り替えて仕事にまい進という方も多いと思います。

 私はまだ休みが続いているのでのんびりしていますが、頭の中では少しずつ新年度の授業方針のような構想を練っています。

 教えなれた科目とはいえ、毎年実際に授業をやってみると反省点もあり、それを少しずつ修正していくのが教員の仕事だと思っています。

 一方息子は無事3年生に進級出来たようですが、3年からはキャンパスがちょっと遠くなり、「電車通学が大変かも」と言い出しました。

 ということは場合によっては一人でアパート暮らしという可能性もあり、そうなると通常の学費以外の負担も増え、我が家の家計にとっては大打撃です。

 とりあえず三ヶ月は教習所に通う関係もあるのでがんばって通学すると言っていますが、その後仕送りという可能性もあります。

 では実際に一人暮らしが始まったら親はいくらぐらい負担しているのか?ネットで見てもいろいろなデータがありはっきりしないのですが、ここのところ年々下がっているということは間違いないようです。

 親としては、家賃を5万円ぐらいと考えると食費その他の費用で最低5万はかかるだろうなと思いますので10万ぐらい送ってあげたいという気持ちが強いと思いますが、実際は8〜9万円が平均値のようです。

 しかし食費を1日三食に1000円必要と考えれば、それだけで3万円です。それ以外に交通費、交際費、公共料金、雑費と考えれば、あっという間に10万は突破しそう。

 一方、最低限と思われる10万円を2年間送るとすると総額は240万。もちろん払えない額ではありませんので、息子が言い出したら出来る限り援助をするつもりですが、この額は当然私の老後の試算の予定外の目減りを意味しますから、その分をどうするか考える必要があります。

 しかし240万減ったから、数年で240万稼ぐ必要があるとは考えていません。自分の寿命が何歳になるかは不明ですが、残りが20年あるとすれば、毎年12万ずつ節約すれば、この240万は相殺されることになります。

 毎年12万ということは月1万ですから、節約だけでなく、逆に何らかの収入で月1万を得ることで解決することも出来ます。あとは息子の成長を願って、出世払いということも考えられます。

 まあ額が額だけに厳しいなと感じますが、4年間の仕送りではないだけマシかもしれません。ただ今後も息子に関して、就職難等予想外の出費はありそうです。

 しかしそれらのリスクをすべて考えていたら資産がいくらあっても足りないと思われます。ちなみに息子は今年から国民年金保険料を収めなくてはいけない年齢に達しました。

 先ほど市役所で免除申請についての手続きを終えてきたようですが、これももし親が払うとすると、年間で18万ぐらいの負担となります。


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