10年先を見据えて将来計画

65歳を過ぎれば収支が改善?(2015.7.2)

 昨日の記事で若干訂正があります。現状の生活水準を維持して、海外旅行で遊び呆けていると年間数十万の赤字と書きましたが、今現在私は62歳なので、3年後には老齢年金がもらえるようになります。(場合によっては繰り上げ受給も視野に入れています)

 一方で、その頃には息子が就職している可能性が高いので、もし同居していれば食事代ぐらいの負担はさせようと思っています。また本人のスマホ代や通勤費、健康保険料もなくなりますので、現在の家計費がかなり減ると予想しています。

 具体的な内訳の数字は書けませんが、そういったことを考慮すると、昨日ここに書いた税金や保険料を含んだ年間の家計費は20万程度減る可能性があり、一方で息子が食費の一部を負担してくれれば収入も増えます。

 というわけで現在は一部の年金+非常勤講師+ネットの副収入という収入の形が、共済年金+老齢年金+息子の援助+ネットの副収入という形になり、場合によっては総額が増えると予想ています。

 結果的に家計費が減り、収入が増えるわけですから、トータルすると現在の赤字額は解消するばかりか、場合によっては資産増の可能性もわずかながらあるかもしれないと予想しています。

 ただし資産増の可能性があると分かった時点で、今の私の健康状態が維持できていれば、海外旅行をさらに楽しむことになるかもしれませんので、あくまで可能性です。

 とはいえ、そういった先行きの見通しがあるからこそ、ここ数年は赤字が続いても、「暇なときはハワイやバンコクに行くぞ!」と宣言できるわけで、その見通しがなかったら、国内の日帰り旅行や釣りを楽しむということになると思います。

 要するに現状の収入や支出に合わせて、人生の楽しみ方を変化させるということで、万が一大きな支出があり、どこにも行けなくなったら、今度は家庭菜園を楽しむとかフルートの練習をするとか、お金のあまりかからない趣味もあるので、結局は考え方次第かなという気もします。

 というわけで、当面10年ぐらいは、とりあえず順調な生活が期待できると思っていますが、問題はその先。家計の心配がないとしたら、それよりももっと大事なこと、すなわち自分の健康について考慮する必要があります。

 当然ながら体に不調がおきれば余計な医療費がかかり、大好きな旅行にも行けないということになります。それを避けるために日々家庭菜園やウォーキングで体を動かしているわけですが、ここにきて俄かに別の問題がクローズアップされてきました。

 それが地方移住の問題。好むと好まざるとにかかわらず、いくらがんばって体調を維持しても、老化現象は間違いなくやって来るはずです。そのときどうするか。マスコミが急に取り上げられるようになり、埼玉に住んでいる私としても、考えざるを得ないなと思うようになって来ました。

 まだ先のことだとは思っていますが、そう思って遊び呆けているとあっという間に10年ぐらい経ってしまい、気が付いたら移住なんかしようがないという環境になっているかも知れません。

 これまでも、「転ばぬ先の杖」で例えられるように、いつも10年ぐらい先を見て将来を考えてきましたので、そろそろこの問題についても少しずつ知識を増やさないといけないなと思っています。

 ちなみに何回か書いていますが、もし移住となったら、私は国内だけでなく、海外への移住も考慮すると思います。


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