収入が減ったら、金のかからない趣味を

2015年度の我が家の家計支出(2016.1.1)

 明けましておめでとうございます。穏やかな元旦ですが、ちょっと風が吹いて外は寒そうです。お茶を飲みながら、バンコクで買ってきたお菓子をつまみ、これを書いています。

 郵便受けには、これでもかというぐらいの分厚い新聞が入っていて取り出すのに苦労しましたが、一時期より若干薄くなったような気もします。

 最初に見るのが広告ですが、1日から売り出しを始めている店も多いようです。著名な店には、元旦からお客さんが大勢集まっているのではないかと思っています。

 できれば食品を少し買いたかったのですが、広告を見ると、寿司セット3000円とか、黒毛和牛500g何千円と書かれていて、息子と二人だけの家族ではとても食べきれない量のものが多く、早く通常の販売品目になるよう願っています。

 かつては私も年末年始は12月のボーナスで若干懐が潤っていましたから、ちょっと高級な刺身や肉を買ったり、正月特有の福袋を買ったりしていましたが、ここ数年まったく縁がなくなりました。

 今回正月のためにという特別意識をもって買ったのは、500円ぐらいの切り餅だけでした。世間の動きに惑われず、坦々とした生活をしていると言えば格好良いのですが、まあ要するに潤沢なお金がないので、無駄なものは買いたくないということです。

 先ほど2015年の1月から12月までの家計簿を整理しました。かなり節約意識が浸透して、家庭菜園の野菜を有効活用することもできたためか、年間生活費の総額が昨年同様かなり小さくなりました。

 一か月あたりの数値は以下の通りです。

 食費が34000円、外食代が2000円、アルコール代:6000円で、食べ物関係が合計42000円。衣料品:なんと700円。日用品や雑貨類:13000円、交通費:7000円、光熱費:15000円、通信費:18000円、医療費2000円で合計約98000円という結果です。

 実際にはこれ以外に息子の昼食代や交通費、さらに大学の授業料や教科書代が加わり、さらに私の海外旅行費用も加わりますので、支出総額はもっと大きいものになりますが、要するにいつも気にしているのは、最低どのくらいの生活費が必要か、ということなので、こういう分類の仕方をしています。

 またこれ以外に、所得税、健康保険税、任意保険料、車関係の税金や保険料が加わります。これらは年度によって異なりますが、だいたい30〜40万円です。

 ということは親子二人の最低生活費が年間120万ぐらいで、税金保険料を併せて150〜160万円ということになります。

 そのうえで、巷でよく言われる、老後に豊かな生活をするために必要なお金はと考えると、私の場合は海外旅行費用を年間100万と考えているので、合計260万という額になってしまいます。

 一方収入は、何回も書いているように「一部の年金」+「非常勤講師」+「ネットの副収入」という形になっていて、これらの合計が、現状ではほぼ支出額と一致しています。

 ただ今年の4月から非常勤講師もやめようと思っているので、今年はその分の赤字を覚悟しつつ、海外旅行を少し減らさないといけないなと思っています。

 その分新たに始めた「フルートの練習」に力を入れようと思っています。楽器の練習なら、ほとんどお金はかからないというのが最大のメリットです。

  
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