9月の家計簿を整理し、資産総額を集計

2017.10.2

 10月に入りました。月替わりにやることは家計簿の整理、資産残高の集計です。9月は1週間ほどハワイに行きましたので、その分食費は少なくて済みました。(旅費は別会計で計算しています)

 しかし2013年から2016年までの毎月の食費は3万円台でした。それが今年になって4万円台に上昇。何回も書いていますが、家庭菜園の畑を返却した関係で野菜代がこれまでより多く必要になっています。

 さらに個々の食材費そのものが以前より数割高くなっているような気がします。その相乗効果によって支出が2〜3割増えているとしか考えられません。

 というわけで我が家の場合はその増額分が1万円ぐらい。そういった現実を目の当たりにして、先日も書きましたがヤフーやアマゾンのプレミアム会員を停止。

 さらにポケットwifiの利用を停止。これによって月々4000円程度の支出をカット。また昨年夏までひたすら飲み続けていたアルコールを病気の関係で断酒。

 それまでは月々4000〜5500円の支出でしたから、これらを合計すると家計費全体の支出はそれほど変わっていません。しかしこれは家計簿をつけていて判明したことなので、もしそういった記録がなければ、妙に手持ちの現金がなくなり、年金暮らしは辛いなと感じることになったと思います。

 また資産残高ですが、早期退職以来息子の学費を払ってきた関係でひたすら減少。しかし今年の夏に最後の学費を納入し、ついに大きな支出がなくなりました。

 というわけで、資産の減少はようやく食い止められ、あわよくばこれからは少し増えてほしいと願っているのですが、いわゆる家計費の支出は今後も値上げによってじわりじわりと増えていくのだと思います。

 それに対してできることは、先ず節約。しかしこれにも限界があるなと最近感じています。だとすれば働いて収入を増やすしかないわけですが、これは体力的にも厳しい。働けそうな職場も限られています。

 というわけで、経済雑誌が良く書いているように「投資」で頑張るしかない、という気もするのですが、まあこれはかなり難しいです。

 今のところ株式投資は、120万円程度の資金で初めて、現在200万円ぐらいまで増えましたからそれなりに成果が上がっているのですが、生活費の捻出という観点から考えるとかなり厳しい。

 もちろん貯金を下ろして運用に回せば投資額は大きくなるわけですが、その分何かあったときに被る損失を考えると、それは生活費の圧迫にもつながりますので、投資は余裕資金で行うべきだと思っています。

 一方投資信託ですが、私はセゾン、ひふみ、鎌倉という三つの投信を積み立てています。これは退職金を小出しにして毎月買っているものですが、幸いにも利益が順調に出ていて、そろそろ一時的に解約を考え現金化する時期かなと思っています。

 今のところ積立総額は320万ぐらいですが、その時価総額は380万ぐらいになっています。この差額の60万ぐらいは、今後の基準価額の変化によっては消失する可能性があります。

 ちなみにシニアに人気なのは毎月分配型投信だそうですが、これは分配しているうちにどんどん元本が減るので、本当に儲かっているのかということが分かりにくいですね。その意味では分からないものは買わないという考えで臨んでいます。


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