災害列島で物価が上昇?

2018.9.6

 6時過ぎに目が覚めてしまったので、「ちょっと早過ぎるなあ」と思いながらストレッチを開始。体を動かしながら、傍らに置いてあるラジカセのスイッチをオン。いつも朝のニュースを聞きながらストレッチをしています。

 すると何やら緊迫したアナウンサーの声が聞こえ、「ありゃ、またなんか事件か」と思って聞き直すとどうやら大きな地震が起きたらしいことが判明。

 本震は本日の未明で、私が聞いたのは余震のニュースでしたが、震度の地名があまり効かない名前ばっかり。「一体どこで起きたんだ?」と聞いていると、地名の中に苫小牧が入っていたので、ようやく札幌の南の方だなと分かりました。

 さらに聞いていると本震は震度6強(今は7に変更されたかも)ということで、相当強烈な地震だということが分かりました。ストレッチを終えてリビングに降りてテレビをつけようやく全貌が見えてきました。

 しかし被害は大きそう。東日本大震災を思わせるような地面のうねりや土砂崩れも生じているようで、今度は千歳の空港が停電でマヒ状態だとか。

 今は関空が先日の台風で機能不全に陥っていますが、北海道の場合は発電所の機能がマヒしたようで、大規模停電も起きている様子です。

 当然ながら、今は被災状況の把握と復旧に関する報道が多いですが、やがて物流の問題も生じそう。北海道や関西方面からの野菜や魚介類が品不足となり、さらなる値上げも予想されます。
 
 先日のヤフーのニュースでは、最近の値上げは自宅で自炊をしながら節約生活をしている高齢者の家計に影響が大きいということで、これには私も納得。

 早期退職以来すでに8年間に渡って家計簿をつけていますが、昨年あたりから急に食材費が増えてきました。早期退職した当初は自炊生活に慣れていなかったことや、それまでの外食生活を引きずる部分、更にアルコールの消費もあったので、月々の食費は5.5万ぐらいでした。

 ところが父子家庭の自炊生活に慣れてきた5年後ぐらいから節約を意識しながらの生活に慣れてきたのか食費は4.5万から徐々に4万ぐらいに減少。

 しかしこの調子でいけばいいなと思っていた昨年から、天候不順その他の理由で食材そのものの値段が上昇。つまり食べているものはほとんど変わっていないのにエンゲル係数がじわりじわりと上昇。

 今年はここまでの1か月の食材費の平均が約5万円。というわけで、今後はますます地方からの食品の価格が上がりそう。最近はサンマの旬を迎え、新サンマがスーパーでも販売されるようになりましたが、1匹は安くても150円ぐらい。

 その昔サンマが安かったときは1匹50円で販売されていましたから、不漁だったとはいえ、ずいぶん高級魚になったなという印象です。

 というわけで、年金は増えないというかむしろ減額となり、一方で社会保障費の負担は知らないうちにじわりじわりと上昇。何となく生活が厳しくなってきたなとは思いますが、まさに茹でガエルの状況ですね。

 そういった生活に追い打ちをかけるのが今年の猛暑や台風、地震といった災害です。さてどうなるのか?とりあえず今日はこの後非常用の飲料水でも買いに行くかなと思っています。



100円貯金でクロスバイクを購入


退職後の家計(4)


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