資産の目減りを防ぐ?

2022.1.19

 
6時に目が覚めたものの、室内の気温はかなり低い。亀が甲羅から顔を出すようにして、エアコンとファンヒーターのスイッチをオン。しばらく待って、ベッド上でストレッチ。終了後スイッチをオフ。途端に外から冷気が押し寄せてくる感じ。

 階下に降りて、こちらでもファンヒーターとエアコンのスイッチをオン。室温は3℃でした。洗顔を済ませ、リビングで素早く着替え。朝食はパン。

 超熟シリーズのレーズンパン6本入りから3本。しかしなぜかこのところ、このパンの値段も上昇傾向。一時期は特別セールで138円なんて言う日もあったのですが、今は168〜188円という値段設定で、安いときで158円。

 このパンに限らず、サラダ油も価格が上昇。すべての製品の値段をチェックしているわけではありませんが、200円前後だった様々な製品のほとんどの値段が10〜30円上がっているような感じです。

 時折新聞にも、何月からこの製品の値段が〇%上昇という記事が出ていますが、それらをすべて覚えているわけでもなく、実際に買う段になって、「なんか高くなったなあ」という印象を持つことが多いです。

 新聞記事では数%の価格上昇ですが、200円だった製品の値段は、実際には1割近く上がっているようにも感じられます。一方で先日も書いたように銀行預金に対する手数料は上昇する一方。

 株価は今日もそうですが、ここのところ下落気味。下落時は安く買えるから、積み立て投信は意味があると言われますが、現実に自分の資産が目減りしていくのを見るのは辛いです。

 年金生活者が、年金以外で資産を増やす方法は、働くか、投資をするしかないわけですが、65歳を越すと働ける職場そのものがほとんどありません。

 かくして、今後物価が日銀が目指しているように毎年2%ずつ上昇したとすると、年金生活者の生活費は毎年2%ずつ削られていくことになります。

 ということは、今年の生活費は昨年より2%減らさざるを得ないということで、これが毎年続けば5年後には、何もしなくても自由に使えるお金が1割減ることになります。

 これからの高齢者は、退職前に2000万円必要なんて言う話題が一時期盛り上がっていましたが、現状の物価上昇を考えると、今現在50代の人はもっと貯金をして置く必要があるのかもしれません。

 仮にもしこれに円安という要素が加わると、状況はさらに悪化するかも。私の場合は。年末年始のシミュレーションで、新規に車を購入しない選択をすれば、なんとか節約生活で資産は持ちこたえそうだとは思っていますが、そういった現状に早い段階で気が付くかどうかが、今後の生活を左右するなと思うようになってきました。

 というわけで、前回も書きましたが、積み立て投資信託の積立金額を、国内株式型は減らし、外国株式型の増額を少しずつ実行していく予定です。

 しかしこれとて、海外の株式が暴落すれば、当然損失は大きくなります。そうなるともはや資産を増やす手段は働くか不用品を売却するしかない。

 というわけで、今日は断捨離を兼ねて、50年間所持していたクラシックギターを廃棄してきました。このギターで発表会に出たこともあり、愛着は大きいギターでしたが、まあしょうがないというか、いずれ処分だろうなと思っていました。

 しかし単なる処分ですから、部屋の空間は広がったものの、資産への影響は全くなしです。




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