大型で強い台風8号が接近中

台風の大型化による自然災害は家計の圧迫要因(2014.7.7)

 超大型台風8号が接近中。関東ではまだそれほど話題になっていませんが、沖縄やフィリピンでは厳戒態勢が続いているようです。

 現在の位置はフィリピンの北東、今日中に沖縄に接近。さらに関東には10日頃に接近となっていて、例年よりかなり早い時期の上陸になりそうです。

 しかもその勢力が大きい。現在中心気圧が930hpa(ヘクトパスカル)。通常の大気圧よりも中心付近は1割近く気圧が低いです。

 中心付近の最大風速が50m。最大瞬間風速が70m。この大きさは、弱い木造家屋が倒壊する数値です。電線が切れたり、樹木が倒れたり、物が飛んできて衝突したりする可能性も大きいです。

 しかも暴風域が半径200kmですから、直径400km。静岡や浜松あたりに上陸すると、東京から名古屋までが暴風圏に入ります。

 さらに強風域は半径500kmとなっていますので、関東に上陸しても大阪や東北地方にまでその影響があるということで、まるでSF映画に出てくるような台風に見えます。
 
 そもそも今年の春は変だなと感じていました。急に雨がバシャバシャ降ったりするかと思えば、何日も晴天が続く。しかも気温はここ数年の猛暑からは考えられないほど涼しい。

 そういった気象の変化と言うか異常を感じるのは、家庭菜園の作物を見ているとよく分かります。ジャガイモは天候不順で大きくならず、順調だったレタスは突然の大雨でほとんどが腐敗。

 キューリは、雨が降ったり日照りが続いたりが繰り返されたためか、実がまっすぐ素直に伸びず、段々になったりしています。

 トマトは、あまりの雨量に実る前に実が割れてしまい、いつもなら野鳥が突っつくのと競争するように収穫するのですが、今年は野鳥も見向きをしません。

 原因は太平洋海水温の異常な高さかなと思っていますが、だとすると今後の台風も必然的に大型化すると思われますので、家屋の補強や庭木の補強が必須だなと感じています。

 年金暮らしに入り、日々の収入と支出はどうにか均衡状態になっていますが、こういった思いもかけない気象災害で大きな出費を強いられると、家計はあっという間に逼迫します。

 とりあえず、今日は時間があるので雨の合間を見て、折れそうな庭木の枝の手入れと、庭に散乱している飛んで行きそうなものを片付けようと思います。
   
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