台風接近に備えて準備したこと

2019.10.14

 台風19号の通過は各地に大きな被害をもたらしながら、関東地方を縦断して通過。我が家の近くには、清流で有名な川が流れているのですが、当然ながら濁流。

 しかしそれを実際に見たわけではありません。ただヤフーの災害情報で私の近くの川にライブカメラが設定されていることが分かり、それを見ていると刻々と水位が上昇しているのが良く分かりました。

 実際台風通過後の13日の日に、ライブカメラで水位が下がったことを確認してから、川の土手に上ってみると、土手の中ほどに川が流れた跡が残っていました。

 つまりあと1mほど水位が上昇していれば、土手を乗り越えて濁流が住宅地に押し寄せた可能性があるわけで、ちょっと寒気がしました。

 たまたま土手が頑張ったおかげでこの地区は洪水を免れましたが、土手の一部でも崩壊していれば浸水は間違いなかったような気がします。

 実際数km先の下流部分では土手が崩壊して周辺の商店やら家屋が水浸しになっていることも確認。まさに紙一重だったなと改めて感じましたが、被災された方は多数いるので喜んでばかりもいられません。

 しかし、今回の台風通過は実感としての教訓がいろいろ残りそうです。それを思いつくままに書くと

・ 最近の気象庁の予報はかなり正確。つまり「危険が差し迫っている」という報道は、ほぼ間違いなく正しいととらえる必要がありそう。

・ 次にそういう予報が出たら何をすべきかという行動規範を考えておく必要がありそう。

・ 一例として、生き抜くために食料、水の確保

・ ただし食料は冷凍食品等、停電した時に保存できない食品は不可。常温保管の缶詰が良さそう

・ 飲料水は、断水した場合に備えて、ポリ缶を日ごろから一つぐらい常備してあった方が良さそう。私は20L入りの容器を用意して水道水を保存していました。

・ 窓の補強のためのテープもあった方が良さそうですが、風でガラスが割れるのは住宅地の小さな窓では滅多に生じない。

・ つまり飛散物が衝突することにより破損するわけで、これだと補強テープぐらいでは無理そう。ただし補強しておくに越したことないのですが、買いに行ったら売り切れでした。

・ というわけで、今回私は、飛散物でガラスが割れたとき、そのガラスが飛び散らない方法というのを考えて、出窓の内側に利用していない大きな段ボール箱を設置。その段ボールの室内側にロープをかけて、カーテン用のフックに固定しました。

 さらにカーテンを閉めて、そのカーテンの内側にもロープを張り、結局出窓の防御は窓ガラス、レースのカーテン、段ボール、通常のカーテンという4重防御にしました。

・ 次に室内に用意したのが、通常の電池を使った携帯ラジオと電池、ローソク、マッチ、懐中電灯、さらに充電済みのノートパソコン、スマホ

・ トートバッグを用意して、現金、通帳、保険関係書類を入れ、これらをすぐ持ち出せるショルダーバッグに入れました。

 てなことをやっているうちに、ネットのニュースで我が家も避難準備という区域に入っていることを知り、さすがに緊張しました。
  




避難するかしないか


災害への備え


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