年金を補完する副収入の確保

60歳以上の高齢者の職場(2013.4.1)

 今日から新年度入りです。職場環境が変わった方も多いのではないでしょうか。私は晴れて年金暮らしに突入ですが、生活形態はほとんど昨年と変わりません。

 週3回非常勤講師の仕事が入りましたので、年金と副収入は生活費、非常勤の収入は旅行費用に充当しようと思っています。

 息子の方はすでに大学の説明会や基礎学力確認テスト等が始まっていて、今日も出かけています。今の所大学の始まりの時間がまだ遅いので、割と気楽に出かけていますが、授業が始まったら忙しくなるだろうなあと思っています。

 一方、大学に行き始めて息子もすぐに気がついたようですが、これまでほとんど購入してこなかった衣料品の類が急に必要になってきました。

 ここ数日は気温差も激しいので、制服以外になったときどんなものを着ていくかと言うことに結構悩んでいるみたいです。私も自分のファッションセンスはゼロに近いと思っていますので、「まあそんなんでいいんじゃん」というはなはだ心許ないアドバイスしかできません。

 まあ若者には若者のファッション感覚がありますから、自分でよいと判断したものを着ていけばいいのかなと思っています。というわけで、通学用の靴を新しくして、シャツやパーカーと言ったものを買いそろえました。

 服装はそれでいいのですが、毎日の通学費用が馬鹿にならないですね。片道1時間半で1000円近くかかりますので、往復で2000円弱。早く定期を買わないと、毎日昼食代と併せて3000円近くが消えていく現状は、結構厳しいものがあります。

 通学定期は、サラリーマンと較べて半額ぐらいになるようですが、それでも月1万円強。半年で6万ちょっと。毎日2000円が消えるより定期の方が圧倒的に安いです。

 この費用と衣料品代、さらに授業開始に伴って書籍の購入があります。と言うことは今後10万円ぐらいの出費が予想できると言うことです。何回も書いていますが、分かっていたこととはいえ、厳しいなと言うのが実感です。

 というわけで、教育費としての支出が増えるなら、その分収入を増やすか、他の支出を削ることによって収支のバランスを取るしかないわけですが、今年はたまたま非常勤講師の収入が少しだけあるとはいえ、今後もあるとは限りませんし、体力的にも徐々に厳しいなと感じています。

 そういった意味でも、何回も書いていますが何らかの副収入の道を確保しておくというのは、それが例え数万円という小額であっても、精神的な安定や生活の質の向上に役立つなと思っています。

 私自身はネットでの副収入を主体にしていますが、毎週日曜日の新聞広告として折り込まれている求人チラシは必ず目を通すようにしています。

 別に就職をしようという気持ちがあるわけではなくて、60歳以上の男性が職に就くとしたらどんな職業があるんだろうか、ということを知っておいた方がよいだろうと思っているからです。

 また買い物等に出かけたときも、駐車場の整理をしている人をよく見かけますが、何歳ぐらいの方がやっているのかと、つい気になって見てしまいます。

 そうゆう目で見ると、低賃金で体を使う仕事の多くに、実に多数の高齢者の方が働いているなと思わざるを得ません。若者はスーパーやコンビニ、肉体労働は高齢者という、ちょっと解せない逆転現象が起きているような気もしているのですがどうでしょうか。


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