年金受給までの空白期間の仕事

早期退職時に考えていた、収入確保の道(2013.8.4)

 昨日の記事で、副収入についてちょっと触れましたが、60歳になった現状で、あらためて収入を振り返ってみると、非常勤講師の収入よりネットでの副収入の額の方が大きくなっているので、もしかしたら副収入が非常勤講師で、主収入はネットの収入かなと考えを改めています。

 早期退職をしようかどうしようか迷っているとき、同時に早期退職後の収入をどう確保するかも考えていました。フルタイム勤務で体調を崩して早期退職をするわけですから、再びフルタイムの仕事は出来ないだろう、と言うのが前提条件で、これはかなり厳しい条件です。

 その上で考えていたことは
@ パートタイム
A 個人起業
B 投資活動
C 自宅で仕事

という四種類であり、パートタイムについては、ネットで職安の職業を見たり、新聞の折り込み広告を見たりしていましたが、やはり一般的なパートの仕事で、55歳以上の人間が出来るものは限られています。

 警備員さんや清掃関係、交通整理等の仕事が多かったように思います。いずれも時給は1000〜1200円ぐらいでしょうか。

 そう言った現状を知って、あらためて買い物に行ってスーパーの前で駐車場がかりをしている方達の様子を詳しく見るようになりましたが、確かに高齢の方も多いようです。

 しかもこういった外の仕事は、天候に対して文句を言えません。暑かろうが寒かろうが、雨だろうが炎天下だろうが、ともかく立ち続けて仕事をしなければいけないんだと分かり、もともと体力のない私には無理だと思いました。

 清掃関係は、昔学生時代にアルバイトをしていたこともあり、これなら出来るかなと思っていましたが、早い話が誰でも出来るような簡単な仕事は時給も少ないという単純な理屈があります。

 それに較べれば、自分の特技を生かした非常勤講師の仕事は、自宅での教材研究の時間も必要ですが、専門性を生かせ、なおかつそこそこの時給が得られるので、やはりこういっった教育関係の講師が一番良いなと早期退職直前に結論が出ました。

 個人起業については、「アントレ」という雑誌を買い込んで、いわゆる個人起業というものがどうゆうものであるかということを具体例でいろいろ調べてみました。

 しかしすぐに分かったことは、個人起業は名前は格好良いけど、アイデアと実行能力、意欲、体力等が充分でないと、企画倒れで終わってしまい、むしろ必死に稼いできた資産が目減りするリスクが大きいなと感じました。

 しかも軌道に乗ったら乗ったでフルタイム勤務以上の負担になりそうで、これまた厳しいと言うのが結論でした。

 ちなみに結構本気で考えていたのは、塾の経営。しかしこれもよく考えると、学校が終わった後の3時ぐらいから夜9時ぐらいまでがメインの仕事の時間になり、しかも自由に休みがとれないのでは、早期退職した意味がないなあと感じました。


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