投資信託の売却注文を出しました

6月に入り、やはり相場は弱くなったと判断しました(2013.6.4)
 
 昨日の日経平均の下げを見て、やはり弱気になった人が多いんだということを確信。さらに為替を見るとじわりと円高傾向に。
 
 というわけで悩んでいた投資信託の一部を昨晩売却注文を出しました。早期退職をする前から積み立てていた投資信託で、一時はかなり買値を下回り、早期退職と共に積立を停止。

 その後ず〜っと低迷していたのが、ここ半年でうそのように復活。もともと、こりゃ自分が生きている間は買値を上回ることはないだろうから、息子への遺産になれば充分かな、なんて思っていたので、大きな利益は必要ないだろうと自分を納得させました。

 今回の売却は大きく崩れた直後に全体の3分の1、そして昨晩また3分の1を売却しましたので(決済は数日後)、まだ3分の1が残っています。この残りは、今後私の予想が外れて、再び株価がぐんぐん上昇するかもしれないというわずかな期待をもって残しました。

 今日の株価はどうなるんだろう?と思って見ていますが、為替がなんと100円を切りました。100円の水準は維持するのかなと思っていましたので、これもびっくり。

 ここ半年の株高は、金融緩和→円安→景気回復への期待感→株高という流れだったと解釈しているので、円高→疑心暗鬼→株安という流れも簡単に起きるように思え、今日も残念ながら日経平均は下がってしまうのかなと思います。

 と思ったら、今の所少し持ちこたえていますね。(9時14分)いくら何でも下がりすぎだろう、そろそろ買っても良いのでは、と思って買いに回っている勢力が少し増えてきたのかもしれません。

 投資信託の決済日が明日になるのかなと思うので、本音を言えば今日と明日はなんとか少しでも上がって欲しいとは思っています。 しかし上がるというのは買いたい人が増えるということを意味しているわけですが、誰が買うんだろう?と考えると心許ない気がします。

 巷の週刊誌の見出しを見ると、ここ二週間ぐらいの株価急落で、信用取引を行っていた個人投資家が大きな打撃を受けたなんていう記事も出ていました。

 何百万も儲かったなんて言う人がいれば、その対極にはそれだけのお金を損したという人もいるはずで、そう言った意味からも、投資は余裕資金でと言うのが鉄則だと思います。

 ただ年金生活で先々の暮らしを考えると、一定額の年金はもらえるものの、サラリーマン時代のようなボーナスという存在がないので、収入という点では面白みがなくなったなと言う気はしています。

 定年後の資金運用は、3分の1を投資に回すと良い、みたいな無責任なガイドブックも見受けられますが、実際の資産運用は、自分の生活実態に合わせて、自分なりの基準を設けて行う必要があると思っています。


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