比較サイトは絶対ではなさそうです

ネット銀行を選択する際の考慮事項(2014.4.19)

  数百万の資金をもとでに短期間に資産を倍増なんていう大それたことは考えていません。短期間に資産を増やすということは、逆に短期間に資産を減らすというリスクも大きくなるということを株式投資で勉強しました。

 そのリスクを減らすために、プロに運用を任せるような投資信託も良いなと考えたこともありますが、これも銀行や証券会社が手数料等の報酬を得るために、投資を煽るようなものが多いように感じています。

 特に円定期と投資信託を組み合わせて、円定期の金利を上げて、投資信託で購入手数料をとるという販売方法は、購入した投資信託がかなりの好成績を挙げない限り、結局損するのではと思っています。

 というわけで、現状ではネット銀行の金利が都市銀行や地方銀行、信用金庫等より数倍意大きいということが分かり、どこにしようかと考えているわけです。

 金利は高いほうが良いに決まっていますが、昨日書いたように都市銀行の金利は不思議なことに横並び。ところがネット銀行は結構格差があります。

 中には都市銀行と変わらないじゃないかと思えるような金利が提示されていたり、長期間預けると金利が増えたりと、結構バリエーションがあります。

 当然ながら私のお金は、今後半年ぐらいごとに、学費としての出金がありますから、5年10年という長い年月の金利を考えてもしょうがないかなと思っています。

 ということは1年後ぐらいにどうなっているかということを考えないといけないのですが、これまた普通預金と定期預金では金利が変わり、なかなか比較が難しい。

 しかしよく考えると、その金利差は0.05〜0.3%ぐらいになっているようですから、100万円預けてその利息は500円から3000円という違いです。

 一方世の中の常として、突出して高い金利を打ち出せるような企業は、よほどの優良企業か、またはどこかその経営基盤がもろいとか、利便性が悪いという欠点も抱えているような気がします。つまり単純に金利だけでは選べないということです。

 本来なら、この時点で各ネット銀行の経営基盤を調べて安全な企業を選ぶという作業が必要なのだと思いますが、さすがにそこまでは私には無理です。

 とりあえずネットで比較されて名前が出ている企業は、そこそこ安全なんだろうと判断するしかありません。

 しかしネットの情報は玉石混交。参考資料として眺めているだけですが、各サイトによって、第一位の銀行が異なります。何を基準にしてランクをつけているのか細かく読んでいないので不明ですが、サイトの管理者の考えによってこうも違うのかと参考になります。

 つまり特定の比較サイトで1位になっているネット銀行も、他のサイトでは3位以下になっていたりしますので、結局最後は各ネット銀行の特徴を自分で調べて決定するしかないなと思っています。

 要するに、単純に他力本願では決められないということで、自分が納得して預金しないと後悔することがある、ということです。


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