積み立て投資信託の効率

2017.10.27 

 7時半に起きてカーテンを開けたらきれいな青空が見えました。昨晩の天気予報では、台風や秋雨前線の影響で土日は天気が悪くなると言っていましたので、「今日はちょっと出かけるチャンスかも」と思いつつストレッチ。

 終了後、昨晩作った豚汁を加熱し、これを丼に入れたご飯の上からドバドバとかけて、いわゆるにゃんこ飯(ネコまんま)にして食べました。

 豚汁の中には7種類ぐらいの野菜と豚バラ肉が入っていますので、まあそこそこ栄養バランスはいいのかなと思っています。ただ基本は味噌汁ですから塩分は多くなりそうです。

 食後にいつものように早生サンフジというリンゴを1個。おいしくて少し安いものが増えてきました。出初めは138円なんて言う値段もついていましたが、今は100円を切ることもあり、そういったものがばら売りされていると、おいしそうな(ツヤツヤテカテカしている)リンゴを必死に選んでいます。

 食後はいつものように旅行ブログの更新。11月半ばからタイに行くことを決め、チケットやホテルの予約はすでに終了していますので、現地で何をするか、どこに行くかということを調べる楽しい期間に入っています。

 ブログを書きながら株式をチェックすると、今日も上昇。持ち株も上昇。久しぶりに、株式への投資総額の時価が200万を越しました。

 問題はこの上昇がいつまで続くかということですが、そろそろ下落するのではとビビッて売ってしまった時はさらに上昇が続き、なるほどここまで上昇が続けばもっともっと上がるぞ、と思ったころから下落が始まります。

 今日は終値でも22000円を回復したということで、これも選挙で自民党が大勝した影響かなと思っています。しかし当然ながら、この恩恵は今株をやっている人や投資信託を購入していた人が受けているわけで、そういった資金的余裕がないカツカツの生活をしている人にとっては、物価だけが上がるという状況になっているような気もします。

 しかしこの状況は、バブルのちょっと前の状況に似てきました。物価がどんどん上がり、生活がどんどん苦しくなるので、あちこちで賃上げの活動が活発になり、その影響で給料も上昇するというサイクルです。

 ただし、今の管理された?組合活動では、賃上げを求めてストライキという状況は生まれないような気がします。「順法闘争」なんて言う語句が、旧国鉄のストライキで使われたりもしましたが懐かしい思い出です。

 一方でそういった闘争をする前に、安倍総理も賃上げ3%なんてことを言っていますので、来年の春はサラリーマン諸氏にとってはちょっと嬉しい時期になるかもしれません。

 一方そういった恩恵にあずかれない年金暮らしのシニアは、蓄えた資産を活用して財テク(これも古い言葉ですが)に走らざるを得ません。そうしないとどんどん暮らしがきつくなるはずです。

 本屋さんに行くと、毎月3000円の投資でどうたらこうたらという本が目に付くようになってきました。3000円の投資なら1年間で36000円がたまるわけですが、これが仮に10%の利率の積み立て投資信託だったとすると1年後に37697円になっています。

 そこで辞めずに仮に5年間それを続けたとすれば、5年で18万のお金が232311円になっています。さらに10年続ければ36万が614535円となり、2倍近い値になっています。

 だったらそれらを10倍して、一か月3万ずつ積み立てれば10年後には6145350円になっているわけで、これを10年後から毎年60万ずつ引き出せば、10年間は年金プラス5万円の余裕ある生活が遅れます。

 というようなことを考えつつ、私もせっせと投資信託を積み立てているわけですが、こういったことはもっと早い時期からやったほうが良いなと、今頃になってつくづく感じています。

 もしサラリーマン時代の30年間を使って、月3万、利率10%で積み立てれば支払った総額は1080万になりますが、利息も含めた総額はなんと6781万円になります。

 夢のような話ですが、こういったことにもっと早い段階で気が付いて、さらに投資信託の勉強をしていればよかったなと思います。

 いわゆるお金持ちと呼ばれる人たちは、こういったことに人よりも早く気が付いて、それを着実に実行してきた人たちなんだろうなという気がします。


表紙に戻る 投資一般(2015) ほったらかし投資