逝去後の様々な手続き

2022.2.9

 3日の深夜に母親が亡くなり、5日の土曜日に火葬場に行き、一連の儀式が終了。

 通常の葬式だと通夜があって、翌日は葬儀。出棺、火葬場、親戚での会食、帰宅して葬祭業者からの祭壇の設営を終えようやく一息ということになりますが、直葬だと直接火葬場に行って、骨を拾って帰宅するだけ。

 喪主として、この流れの契約は行いましたが、以前行った妻の通常の葬儀に比べると、体力的な負担もほとんどなく、喪主としての精神的負担も軽かったです。

 最近は風葬や水葬、樹木葬と言った方法も増えているみたいですが、いわゆる昔風の葬儀形態は核家族化や高齢者の一人暮らしが増えるにつれてどんどん減少していくような気がします。

 ちなみに死亡届は業者さんが市役所に提出してくれたみたいですが、その際市役所から「死亡届を出された方へ」という今後行うべきことを簡単にまとめた書類を持ってきてくれました。

 今はその種類の記載内容を元に、様々な手続きを進めています。最初に行ったのが健康保険関係の保険証書の返却。これは故人の保険証書の置き場所が分かっていれば割と簡単。

 それを持って市役所の該当窓口に出向いて、いくつかの書類を書いて手続きするだけ。ただ保険証等の場所が分からない場合は家中を探し回ることになります。
 
 また介護保険関係も同様。これも介護保険の保険証があれば問題なし。こういった簡単な手続きは月曜日に済ませました。

 昨日は、母親が自宅で利用していた在宅酸素療法のための、酸素濃縮機器の返却。これは業者さんが自宅まで来てくれましたのが、その時間に待っていればいいだけ。

 今日は再び市役所に出向いて固定資産税や住民税の扱いについての手続き。要は今後だれが負担するのかということになるわけですが、実家には妹が住んでいるので、今後は妹の負担になるのかも。

 ただし固定資産税については、金融資産等の遺産も含めて、すべて私のと妹で2分することに合意できましたので、今後請求された額を折半して払うということになりそうです。
 
 とまあ、こういったことは割と順調に進むのですが、問題は金融資産。母親は私が学生の時父親を失い、以後遺族年金で45年間暮らしてきました。
 
 もちろんそれだけでは生活費が賄えないので、私が就職してからは毎月一定額を生活費として負担していましたが、それでも生活は苦しかったはず。

 とはいえバブル前に父親の遺産で小さな家を建てたことが幸いしたのか、バブル景気で当時の利率が高かった影響なのか、普段から無駄遣いをしていなかったのか、私が当初予想していたよりも かなり多くのお金を持っていたようです。

 そういった金融資産を相続することになったわけですが、この名義変更手続きがかなり大変。次回以降、その進展についてまとめていこうと思っています。



銀行口座の名義変更


最後への備え


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