バンコクから帰国しました

海外旅行に行くために節約とウォーキング(2013.11.6)

 昨日喧噪の街「バンコク」から帰ってきました。20年ほど前にハワイに新婚旅行に行って以来、海外はこんなに日本と違うんだといろんな意味でカルチャーショックを受け、さらにそのカルチャーショックをまた経験したいと思い、年に1回、夏休みはハワイ旅行というのが定着しています。

 ビジネスで海外を飛び回っている方から見れば、当たり前に思えるような、空港での出国手続や、入国手続のイロハをハワイ旅行で学習。世の中では海外に行くためにこんな手続をしている人がいるんだと新鮮な驚きを覚えました。

 また飛行機の座席の狭っ苦しさや、離発着時の加速感(国内でそれまでに沖縄に1回行ったぐらいの体験しかなかったです)は、物理が専門の私には、ひじょうに興味深く感じられました。

 それやこれやで、ハワイも最初の2回はツアーで行きましたが、それ以後は、経済性や効率そして海外旅行に慣れるという意味を含めて、いわゆる自己手配で旅行を楽しんできました。

 (といっても飛行機を予約。宿泊を現地の管理会社で英語を介して予約、というぐらいですが)

 旅行の合間に、英語の必要性を痛感し、最低限の英会話をなんとか話すことが出来るようになり、それじゃあ自力でハワイ以外に行ってみようかと思って選んだのがバンコク。

 ともかくアジア圏では飛行機代やホテルが安い、と言うのが最初の動機です。さらにハワイと違って時差が2時間しかないので体力的にも楽。

 もちろんもっと近い韓国や台湾もあるのですが、意外に宿泊代が高いのでびっくりしました。さらにバンコクはレストランの情報がものすごく多い。ハワイ以上に世界中の料理が集まっているように思えました。

 しかもこの値段がまた安い。一昨日の夕食はステーキハウスでビーフシチューとライスを頼んだのですが、優雅な雰囲気のレストランでビールを飲んで、食事代が1000円ちょっと。

 もちろん現地の低収入の方達にはとんでもない高い食事になるわけですが(たぶん5〜10食分ぐらい)、我々日本人の感覚からすると半分以下の値段で高級料理が食べられる、という気安さがあります。

 問題は言葉ですね。タイ語はもちろん話せませんが、欧米人の観光客が多いので、あちこちで片言の英語が聞こえます。一人で行くと、旅行中ほとんど日本語を話さず、ひたすら片言の英語になりますが、これもまた面白い感覚です。

 そんなわけで2005年から年1回のペースで通い始めましたが、バンコクの街中での動きがスムースになるにつれ、年1回から年2回、そして遂に今年は年3回となりました。(実は12月にもう1回行く予定があるのですが)

 国内旅行にもほとんど出かけない実家の母親に言わせると、「ハワイにしろバンコクにしろ、同じ場所にそんなに何回も行って何が面白いんだ」ということになるようですが、この面白さは口や文章では説明できません。

 というわけで、今後もハワイやバンコクに行きつつ、さらにその旅行範囲を少しずつ拡げていくつもりです。そしてその目的を達成するために、日頃の節約と、体力維持のためのウォーキングが今後も必要だなと思っています。 

 この辺の感覚は、エベレストに登った三浦雄一郎さんの「目的を達成するための日頃の準備」という感覚と似ていると思います。といってもその10分の1ぐらいの感覚かもしれませんが。


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