歓楽街にも中国人ツアー客が

バンコク近郊のパタヤからです(2015.12.23)

 バンコクの南にあるパタヤという街のホテルからこれを書いています。パタヤは、ベトナム戦争の頃、アメリカ軍の保養地?だったそうで、そのためか日本の歌舞伎町を上回るような歓楽街があります。

 当然ながら最初の頃はアメリカ人、そして近隣のオーストラリア人等が遊びに来る街だった思われますが、近年はその存在が世界中に知れ渡り、欧米人、中東系、アジア系の人たちが入り乱れています。

 したがって街中ではさまざまな言語が飛び交っています。もちろんタイ語が本流ですが、歓楽街で働く人たちは、みな片言ですが英語を理解します。

 さらに街を歩いていると、これ以外に巻き舌のスペイン語、ちょっと格好良いフランス語、さらにどこの国か判然としない欧米系の言語に加えて、中国系の言語、さらにほんの少しだけですが日本語も聞こえてきます。

 その意味では日本人はかなり少数派で、しかも日本語を耳にするのは、夜の繁華街のちょっといかがわしい?一部の店に集中する傾向が強いです。昼間はいったい何をしているんだろうか、と不思議に思うくらい見かけません。

 もちろん私自身も今は昼寝を終えて、ホテルでこれを書いているわけですから似たようなものかもしれません。ただ昼前に、市街近郊の展望台と言われる観光地に行きましたが、やはり日本人観光客の姿はなかったです。

 バンコク市街の観光でも感じることですが、草食系のアジア人というのは群れをつくりたがるような気がします。誰かと一緒に行動しないと安心できないということでしょうか?

 逆に誰かと一緒だと必要以上に強気になったり、横柄になったり、傲慢になったりするような気もします。これは日本人だけでなく中国系観光客にもそういった傾向を感じます。

 それはそれとして、今回3年ぶりぐらいにパタヤという街に来たのですが、この3年間に夜の歓楽街の様子がかなり変わっていてびっくり。

 早い話が、夜に飲み歩いたり、気に入った女の子を見つけるような場所ですが、ここを老若男女の中国人観光客が30〜50人のグループで修学旅行生のように何百人も歩き回っています

 京都の清水寺みたいなもんですが、場所が歓楽街ですからやはり異様な光景です。ともかく数の力はすごいです。そんなグループを避けながら、私はトボトボと一人で飲み歩いています。 


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