やりたいことが多すぎて時間が足りない?(2015.10.23)
昨日は朝起きて息子を送り出してから、ごミを出しに行き、その時見上げた空がやけにきれいだったので、突如「紅葉を見に行こう」と思い、日光へ日帰りドライブに行ってきました。
関越道経由で、「吹き割りの滝」「竜頭の滝」「華厳の滝」と三つの滝と、若干色づいた樹木の葉っぱを眺め、「紅葉なんてまったく関心がないんだけどな」といつも紅葉のニュースを見ていたのに、「意外にきれいなんだな」と価値観が変わっている自分を発見。
理系の人間なので、紅葉なんて葉緑素の構成が変化し、クロロフィルよりカロテンが増えるだけじゃないかと思っていましたが、実際にモミジの赤をみると、なんとなく気持ちが癒されることを発見。「やっぱり年を取って感性も変わったのかな」と感じました。
それにしても周囲は滝と紅葉見学で、平日なのに大混雑。ほとんどが同世代以上のシニア。改めて今時のシニアの健康度を目の当たりにしました。
話はちょっと変わりますが、5年半前に妻を失い、その2年前から妻の入院で息子と二人の父子家庭生活が始まっています、それもすでに7年半が経過。
この間、息子のためにも自分の健康を維持したいと考え、さらに早期退職しても生活が破綻しないように将来の見通しをシミュレーションし、実際に早期退職生活が始まってからも、ことあるごとにそのライフプランを見直してきました。
公務員だったので、退職金はそれなりにもらうことが出来、自身の健康不安から在職中に住宅ローンをかなり繰り上げ返済していたことにより、退職金からの大きな支出は息子の学費だけとなり、まあ何とか予定通り進行。
その間少しずつ先の見通しが見えてきて、年金額も判明し、息子の大学生活も普通に行けば後1年半ととなり、ますます自分の資産の今後の減少度がはっきり見えるようになって来ました。
それと共に、すでに何回も書いていますが、自分のやりたいことをやれる期間を健康寿命と比較すると、あと10年ぐらいだろうと言う予想もつき、だとするとお金がかかってもやりたいことをやるべきか、それによってさらに資産を減らして大丈夫かと言うことを常に考えるようになっています。
簡単に言えば300万ぐらいする自分が今欲しい車を買って乗り回して楽しむか、その購入費用によって資産が減り、将来の生活破綻リスクが高まることを重要視すべきかということを悩んでいるということです。
資産が数億もあればこんなことを悩む必要はないわけですが、もし300万という貯蓄があれば、そのお金を10年間に分散し、1年に30万ずつ消費すると考えれば、年金+2.5万ぐらいの生活費を得られることになり、日々の生活に少し潤いが増すことになります。
さてどうするか?ここのところやりたいことがどんどん出てきて、それと共に資産の減少が心配になり、一方でやりたいことが多すぎて時間が足りないという焦りに似た気持ちも感じています。
その意味では、こういったブログを書く時間の確保も難しくなりつつあるなと感じています。