ファイナンシャルプランナー

2017.1.28

  来年の年金の支払い通知が来ました。0.1%の減額だそうです。10万円なら100円というわずかな額ですが、これが加算されれば1年で1200円という数字になります。

 「まだまだ余裕があるさ」と言っていられるうちはいいのですが、こういったことが毎年のように積み重なれば、貯金の複利のように減額が積もっていきます。

 複利で増える分にはありがたいですが、複利で減っていくとなると、私の年代はまだしもこれから年金をもらう若い人たちには打撃です。ということはますます財布のひもを閉めざるを得ないということでしょうか。

 結果的にお金を使う人が減り、景気も悪くなるような気もするのですが、このあたりの見通しはどうなのか?ただしそれを見越して年金をアップしても、そのほとんどは消費に回らず老後の貯蓄や子や孫のための貯金ということになりそうです。

 さて私はときめきを得るためにファイナンシャルプランナーの資格取得を目指すことにして、先日アマゾンでテキストを購入しました。

 注文した翌日の夜には届きましたので、本当に配送を担当している方は大変だなと申し訳く思っています。以前は注文しても数日待たされるのが普通でした。いつのまにかサービスを意識してともかく早くというのが目標になっているような印象です。

 それはそれとして、早速中身を改めて見て驚いたのがページ数。400ページを越しています。さらに試験内容を見たら、前半が○×式、後半が計算等の実技試験になっています。

 そして気になっていた試験は5月。次が9月。というわけで5月に受けてみようかと思っていますが、そうなるとこれから三か月ちょっとで受験日を迎えます。

 一か月で130ページぐらいを勉強しないといけない計算になります。早速少しやってみましたが、まず専門用語を覚えるのが大変。次にその用語を理解するのが大変。そしてそういった用語の意味を覚えるのが大変。

 というわけで、こりゃ確かに頭の体操になるなと思って、夕食後の1時間を勉強時間に充てることにしました。まあ受験に失敗しても降格人事ということにはならず、9月にまた試験がありますので、5月はお試し受験ということにしようかと思っています。

 ただ「こりゃ有利だ」と思ったことが一つだけ。それはこのブログの記事を書くために時々ネットで調べていた住宅ローンの用語とか、社会保険の制度について予備知識があったこと。

 「うんうんこれなら知っているぞ」と思って頷きながら、現役時代に使っていたノートの余りを探し出して、久しぶりにシャープペンシルなんぞを持ち出してまとめています。

 しかしワープロではなく、久しぶりに字を書きましたが、書き順は忘れているし、そもそも字を思い出せないという事態に直面。やはり指を動かして字を書かないとダメなんだなと再認識しています。

 まだまだ始めたばかりで、果たしてテキストの最後の方までたどり着くのかが不安ですが、まあやるだけやってみようと思っています。ここにこうして進捗状況を書けばこの情報は全世界に発信していることになりますから、一種の公約になって励みになるかなと思っています。

 ちなみに昨晩やった内容で目新しかったのは、老後生活費の計算で、夫婦の場合は退職前の生活費の0.7、単身者の場合は0.5が基本になるようです。

 つまりフルタイム時代に一か月20万で生活していた夫婦は、老後14万、単身者の場合は10万必要ということになります。これを12倍して、税金や保険料を加算すれば年間の必要経費ということになります。


表紙に戻る 退職後の生活(2) ファイナンシャルプランナーの知識