勤労世帯の平均支出額と我が家の比較

 総務省の「統計局・政策統括官・統計研修所」という部門で平成22年度の勤労者世帯の家計収支の平均が示されています。

 この数字を見ると、確かに我が家も以前はこんな状態だったのかなあと思えますが、現状または今後の節約生活と比較するためにも、この数字を基本に考えた方がよいかと思い、少しまとめてみることにしました。

 さてこの統計によると、サラリーマン世帯の一ヶ月の平均収入は52.1万円だそうで、その内世帯主が稼いでいるのが約8割の41.7万円だそうです。つまり世帯主だけなら一ヶ月40万ぐらいになりますから年収にすると480万ぐらいになります。

 このお金がどのように使われているかですが、52.1万から税金や社会保険料等を除いた額は43万円。実質的にこの額が自由に使えるお金となります。

 この中の31.8万円が食料や住居費などの生活費として消費されているようで、残りの11.2万が貯蓄、生命保険料、住宅ローン等の借金の返済になっています。以上を表にするとこんな感じですが、ここにはレジャー費等は含まれていません。。

 先ず生活費です。ただし我が家の生活費は、今現在、昔を振り返ってみてこんな感じだったかなという参考程度です。また家計簿そのものが、つけ始めた当初は記入忘れが多いので、実際より数値が低くなっていると思われます。

項目 勤労世帯の
平均金額(円)
フルタイム時の
我が家の家計費
(父子家庭)
退職直後
(2010年)
2011年の
平均額
2012年の
平均額
食料 69597 56000 58000 56000 55000
住居 20694 50000
光熱・水道 21704 16000 14000 14000 14000
家具・雑貨 10638 20000 13000 16000 17000
衣服・靴 13573 2000 1000 1500 1000
医療 11398 6000 4000 4000 4000
交通・通信 48002 40000 30000 28000 29000
教育 18195 53000 44000 42000 49000
小計 213771 243000 164000 161500 169000

 次は黒字分の用途です。といっても、現在は貯金取り崩しの毎日なのであまり参考になりません。

項目 金額(円) フルタイム時の我が家 現在の我が家
預貯金 54367 80000
保険 22165 7000 5000
有価証券等 1181
住宅ローン 32938 70000
その他 15344
小計 111653 157000 5000

 フルタイム時の我が家の食費も現在も基本的にほとんど変わっていませんが、最初の頃はレシートのつけ忘れが多くありました。

 また教養費が目に付くと思いますが、最初の53000円は中学校の費用と塾代です。退職後は私立高校の授業料です。

 一方住居費はローンを退職金で完済後支払いがなくなりました。保険等は1年契約のものでかなり金額が安くなっています。


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