眠っている電器製品を再活用

古いものを大切に使うことも節約の方法です(2013.2.25)

 時間が少しずつ取れるようになってきたので、家の中の整理をしています。もともとこういったブログ書きも好きなのですが、趣味としては読書や音楽鑑賞、楽器演奏(ギターやフルート)、旅行、釣りといろいろ好きなことがあります。

 というわけで、先日古くなってもう使えないと思われたオーディオのアンプを、仕舞い込んであった2階の棚から下ろしてきて、試しにスピーカーを繋いでスイッチを入れてみました。

 音楽はクラシックとハワイアンが好きなのですが、このアンプはクラシック用に柔らかい音が出ると思って、たぶん20年ぐらい前に購入したものです。

 当時の値段で3万円ぐらい?高級品ではありませんが、日常的に使用しているコンパクトなオーディオセットに較べると、かなり上位の機種だと思います。

 スイッチを入れた瞬間、中のコンデンサー等が爆発しないかと冷や冷やしましたが、懐かしい赤い灯りがついて、ボリュームが若干ざらついたりしましたが、まだまだ充分に使えることが判明。

 急いでこれまで使っていたコンパクトのオーディオセットを、ちょっと仕舞い込んで交換。スピーカーですが、これはもっと古い。今の若い人はメーカーの名前すら知らないかもしれません。「ビクター」というメーカーです。

 このメーカーが今から45年ぐらい前?に、当時としては画期的なCD4という、マルチチャンネルのオーディオシステムを売り出し、これをクラシック好きの私の父親が購入。

 チューナーとアンプの部分はさすがに使えなくなってしまいましたが、スピーカーはかなり大きなもので、低音が良く出ます。

 今どき家の中で40年以上も経ったスピーカーでクラシックを聴いている人は珍しいと思いますが、当時と違い、最近はCDやDVDで音の質は格段に良くなっていますから、古いスピーカーでもまったく違和感がありません。

 物持ちが良い、ということを自慢したいわけではありませんが、こういった電気機器類で10年以上使っているものが我が家に多いことも事実です。

 逆に買い換えたとき、こんなに今の電器製品は進んでいるのか、とびっくりします。一方その分取扱説明書がやけに分厚くなり、いったいどこを見ればいいのか、段々と分からなくなってきました。(というか読むのが面倒と言うこともあります)

 いずれにせよ、45年ぐらい前のスピーカーに20年ぐらい前のアンプを繋ぎ、5年ぐらい前に買ったエプソンのDVD内臓プロジェクターを利用して、昨日はツタヤさんで「のだめカンタービレ」のヨーロッパ版を借りてきました。

 すでに一度見ていますが、いろいろなクラシック音楽が流れるので、途中のストーリーには飽きてしまうところがありますが、どんな感じに聞こえるかなと言うのが楽しみでした。

 まあ欲を言えば、スピーカーもアンプも一新して、もっともっといい音で聞きたいとは思いますが、それを追究すると限度がなくなります。自分にとって分相応な水準はどのあたりかと言うことを考え、なおかつ古いものを大事に使いたいと言う気持ちを大切にしたいと思っています。


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