東電の値上げ宣言に対して節電で自衛

東京電力の姿勢と節電(2012.3.22)
 
 テレビでは高知県でようやく桜が咲いたというニュースをやっていますが、今年の春は本当に遅い感じです。我が家は家の中を暑くするのが嫌いなので、暖房の温度設定はかなり低めに設定しているのですが、朝起きるとやはり寒さを感じてエアコンとファンヒーターのスイッチを入れてしまいます。

 ファンヒーターで見ると、最初は室温が6℃という表示になっていて、今日も冷え込みが強いなあと感じます。

 エアコンとファンヒーターを同時に入れるのには訳があって、エアコンの暖房は室温を上げるために少々大きな電力を必要とし、室温が一定になってくると電力使用が減ると言うことが分かったためです。

 つまり同時にスイッチを入れることにより、一時的に電力使用量は大きくなりますが、室温が15度ぐらいになったらファンヒーターは消してしまい、あとはエアコンだけで暖房という方法です。

 これによって電力使用量が抑えられると考えています。また先日書いたかもしれませんが、今このパソコンを使っている部屋の照明は、LEDの電気スタンドに変更しました。手元が明るければ充分で、部屋全体を明るくする必要はないと考えたからです。

 このLEDの消費電力は約10W。5時間使って50Wh。一ヶ月で1500Whですから1.5KWh。これに対して部屋の照明は蛍光灯が4本。1本が30Wで全部で120W。120Wを5時間使って一ヶ月の電力使用量は0.12×5×30=18KWh。およそ15KWhの節電になります。

 今年の冬は寒いので、12月からの4ヶ月間の総電気使用量は1100kwhとなっています。一ヶ月あたり約275kwh。昨年は24時間風呂を利用していた関係もあって、1400kwhでしたので、20%以上削減できています。

 こんなことを考えているのは、ニュースでも報道されているように、東京電力の電力料金値上げに対する高飛車な態度が不愉快だからです。

 自分たちの企業というか自分自身の立場や権益を守るためだけに、企業に対しては一方的な電気料金値上げ通告をしたり、原発の被災者には何ページにも渡る申告書?の提出を命じたり?(実際には命じていないと思うのですが、ニュアンスとしてそのように感じます)する姿勢に強い疑問を感じています。

 がれきの処理にしても、飛散した放射性物質にしても、飛んでいった物はしょうがない、我が社には関係ありませんと言い、自分たちの経営が怪しくなってくると、途端に補助金だの値上げだのと言いだします。

 本来ならこうゆう企業とは手を切りたいのですが、現状では電力供給は東京電力しかあり得ず、自家発電や太陽光発電は設備を設置するまでの負担が大きすぎます。

 ということは庶民が出来る事は節電しかありません。少しでも使用量を減らして自衛をするしかないというのが最近の考えです。


表紙に戻る 節約 東電への不信感