缶飲料の値段

 蒸し暑い毎日が続いています。そんなときちょっと日が差すと、外はまるでサウナです。思わず飲み物が欲しくなりますが、私は滅多に缶ジュースやペットボトルは購入しません。

 まあ節約の一環といえばその通りですが。ともかく120円から150円という、なにげない少額の値段がとてつもなく高く感じられるからです。

 そう思う理由は以下の通りです。

 いわゆる缶ジュースや缶コーヒーの容量は200ml前後で、いわゆるミネラルウオーター系は500mL前後だと思います。

 これらの値段ですが、まとめ買いをすれば90円ぐらいの所もあるようですが、一般的な自動販売機やコンビニでは120円から150円ぐらいです。ということは、もしこれが1Lなら600円または300円となります。
 
 一方同じ銘柄でも1Lのペットボトルが売られていることがあります。こちらを買えば150〜200円ぐらいで買えます。その差額は、小分けにする事による手間賃であって、また消費者としては持ち運びの便利さとなっています。

 だから小さくても便利だから買うんだ、と考える人はそれでよいと思うのですが、同じ量で一方は120円×5=600円、もう一方は大きなペットボトルになりますが、それが200円だったら、普通の感覚なら間違いなく1Lのペットボトルを購入すると思います。

 そう考えると、小さなボトル飲料がいかに割高であるかと思えるようになってきました。

 さらに言うとガソリンは1Lで今130円前後です。灯油に至っては、高くなったと言いつつも、我が家の近くでは1L80円ぐらいです。

 異国の地で大がかりな採掘を行い、さらにタンカーで延々と原油を運んできて、石油精製施設で様々な行程を経て、タンクローリーに詰め替えられるという行程を経て、実際に売られている額が1L130円ぐらいです。それも税金を含めてですから、実質は50〜60円です。

 1L60円または税金を含めた130円のガソリンと、0.2Lが100円の缶飲料。どう考えても高いと思ってしまいます。というわけで、日常生活の中では、これらの缶飲料は滅多に買いません。買うのは旅行に行って、ドライブインで休憩したときなど、どうしても必要だなと思ったときです。

 しかし最近は旅行に行くときも、家で水筒に水を詰めていったり、麦茶を詰めていったりしますから、外で缶ジュース類を飲むことはほとんど無くなりました。

 些細なことですが、節約の一因にはなっていると思います。


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