寒さで灯油代と電気代が増加

季節の変動による光熱費の変化(2012.2.5)

 冬になる前には、東電はこのままではまたしても計画停電になる可能性がある、一層の節電に協力をなんてことを言っていた時期もありますが、その後一方的な値上げを発表して、あまりの反発の強さに強気の姿勢が若干陰を潜めました。

 そのせいかどうか分かりませんが、電気が足りない、と言うキャンペーンもいつの間にか立ち消えになり、ある意味良かったと思いますが、計画停電にもならずにすみそうです。

 こうなってみると「足りない、足りない」と騒いでいたのは値上げのための単なるキャンペーンではなかったのかと思わざるを得ません。

 だいたい交通事故を起こしておいて、その処理費用に金がかかるから、その分を負担してくれと被害者に申し出ているようなもので、理屈が滅茶苦茶です。

 一方電気が足りないというキャンペーンに触発され、通常の石油ストーブの売り上げが増したなんてことも新聞に書かれていますが、何となく作為的なものも感じてしまいます。

 確かに多少の売り上げ増はあるのだと思うのですが、なんだか便乗して売り上げを伸ばそうという魂胆が見えます。

 とはいうものの、今年は寒さはかなり激しく、埼玉の我が家でも例年より灯油の使用量が多くなっていて、家計費への圧迫が気になります。

 我が家近辺のガソリンスタンドに行くと、現在の灯油価格は1(L)82円ぐらい。18(L)缶で1476円ぐらいになります。
 
 一方家計簿を見ると今年最初に灯油を買ったのが12月10日です。ここで18(L)購入。この頃はまだ寒さが本格的でなく、18(L)で20日間持ちこたえ、次の購入が12月30日。36(L)購入。

 その次が1月26日で、寒さが本格的になり消費量が増加。36(L)で一ヶ月持ちこたえられませんでした。さらに昨日2月4日に2缶買った内の1缶がなくなりましたので、今度は18(L)が10日しか持ちこたえていません。

 ということは、このペースでいくと、一ヶ月の消費量は60(L)近くになりそうです。従って灯油代は82×60=4920円となり、節約生活の中では大きな出費となります。

 当然ながら春から秋にかけては使わないお金ですから、家計への影響も大きいです。しかも朝の寒いときはエアコンを併用するときもあるので、電気代も通常より数千円アップ。

 灯油代と電気代をトータルすると、一ヶ月で1万円ぐらいの負担増になりそうです。こんなところにも予定外の支出があるんですね。これもきちんと今後は将来計画に入れなくてはいけないなと思いました。


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