食費以外の日常的な支出

雑費の支出を考える(2012.2.14)

 昨日仕事帰りに、途中のカイズンホーム(日用雑貨の大型ディスカウントチェーン)に寄り、折りたたみ傘を買ってきました。20年来愛用していた傘があったのですが、布の部分が一部破れ、その後遂に折りたためなくなってしまい、これは買い換えざるを得ないと判断しました。

 ずいぶん大袈裟な書き方ですが、折りたたみ傘なんてものを最近買ったことがないので、「きっと高いんだろうなあ」と思いつつ傘のコーナーに近づき、価格を見てびっくり。

 デフレデフレと言っていますが、こんなつまらないところで実感しました。折りたたみ傘だから最低でも2000円ぐらいするのかなと思っていましたが、最安値はなんと398円。驚きです。

 まあビニール製の傘が100円で買える時代ですから、このぐらいの値段設定はあたりまえなのかもしれませんがとにかく驚きました。

 結局この日は最安値ではなく798円のちょっとだけ高級?なものを購入。今日は午後から雨という予想なので、それに備えました。

 それはそれとして、こういった雑費ですが、本来なら食べていくだけの生活には必要ない物で、節約できそうな気がするのですが、家計簿を見てみると、毎月平均して1万数千円もの出費があります。

 なんでこんなに必要なんだろう、と思い改めて何を買ったかざっと見てみると、昨年度買ったものもので1品が2000円以上の物は、床屋さん2000円(以後2000円以下の床屋さんに変更)、息子の修学旅行用デジカメ8000円、息子の電子手帳11000円、家庭菜園年間借用料7000円、プリンター用インク3400円、駐車場改修費用10000円、地区負担金3300円、新しく買った一番安いプリンター6000円、楽譜2600円、老眼鏡7500円、遮光カーテン5300円、液晶ディスプレイ13800円、炊飯器6000円、息子の自転車21000円、年賀状3000円、ペンタタブ11000円という結果でした。

 壊れたので買い換えせざるを得なかった物もありますが、節約を意識しても年間で120900円という大きな出費になっています。一ヶ月あたり約1万円ですね。

 これ以外に、日常的な例えばトイレットペーパーとか台所用や洗濯用の洗剤、DVDレンタル、まあその他もろもろの雑貨を含めて、月15000円ぐらいの出費です。

 今年は年明けにようやく新しい液晶テレビを3万円弱で購入し、安心していたところ自動車のバッテリーが寒さで弱ってしまい、これの交換費用が5500円。年明けから雑費の出費が多いです。

 デフレは経済界には良くなさそうですが、年金暮らしにとってはありがたい現象だなと思えます。 その中でさらに一度買ったものは基本的に壊れるまで使う、と言うのが我が家の方針ですので、家の中に新しいものはほとんどありません。

 デフレ下で様々な日用品を長く使用する。これが節約の秘訣の一つですね。


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