ものは長く使い、身の丈に合った生活を

「分相応」で「お気楽」な人生を目指して(2014.1.1)

 明けましておめでとうございます。穏やかな元旦ですが、人混みは嫌いなので初詣等の予定もなく、結局いつものようにパソコンのキーボードを叩いています。今年もよろしくお願いします。

 29日の夜11時にバンコクから帰国し、「ア〜面白かったなあ」と思いつつ、翌日は洗濯物の山をなんとか処理。当面の食べ物をスーパーで買ってきて、昨日は少しのんびりして新年を迎えました。

 今日はちょっと寝坊をして、朝食を摂りながら分厚い新聞に挟まれている広告をチェック。新年ですから福袋関係の広告が多いのですが、その中で今私が関心を持っているのは、昨年末に買いそびれた「ウォーキングシューズ」。

 これまで使っていたウォーキング用のスニーカー。汚れがかなり目立つ上に、底もすり減っています。あと少しで穴が空くという状態ですから、まあ一生懸命歩いて、役目を果たしたかなと思っています。

 年末には、ウォーキングシューズを求めて、靴屋さんを頻繁に回ってみていたのですが、値段は数千円から数万円のものまであり、結局種類が多すぎて選ぶことが出来ませんでした。

 履いてみてフィットするもの、歩きやすいものが一番だということなのですが、店の中であちこち歩き回る訳にもいかず、結局持ち前の「まだ使えるからいいや」という気持ちが勝って年を越しました。

 次に注目しているのが車のタイヤ。昨年の6月ぐらいに走行20000kmぐらいの中古車に買い換えたのですが、そろそろ交換時期になっています。

 タイヤ自体のゴムも年数を経て硬くなっているようで、乗り心地もいまいち。そう思って年末にいつもお世話になっている整備工場のお兄さんに値段を聞いてみたところ、4本交換で4万。少し良いものは6万だと言われ、「じゃあもう少し乗るか」とここでも先延ばし。

 ともかくどうしても必要なもの以外は、少しでも長く使わないともったいないという気持ちが常につきまといます。

 しかしタイヤもネットで調べてみるとピンからキリまで。これまた素人ではなかなか選ぶことは出来ません。チラシを見ると総額25000円というのもあって、値段的にはありがたいのですが、その品物が本当に粗悪品ではないのかと考えると、値段だけでは判断できません。

 選べる対象がいっぱいあるということは良いことなのですが、選ぶというのがひじょうに難しい時代になったなあと感じます。

 かといって人任せにして選んでいると、いつの間にか余計な支出が増えているということにもなりかねません。特に保険の勧誘なんかはそういった傾向が強いです。

 セールスマン(レディ)の話を聞いている内に、なんとなくその保険が素晴らしいように思えてきて、自分のライフスタイルとは合っていないのについ購入。

 安心感をお金で買うと言うことなのかもしれませんが、どういう状態で安心できるのかということが分からなければ、いくら補償金額を増やしても、単なる無駄遣いです。

 分相応という言葉、私は好きです。自分の今現在のステータスに合った生活をするということでしょうか。背伸びすることもなく、卑下することもなく、出来る範囲でお気楽に生活を楽しむ事かなと思っています。

 今年も先ずは「お気楽」を肝に銘じて、緊縮財政と、時には散財をバランス良く折り混ぜて生活していきたいと思います。


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