お金を払う理由を考える

家計に占める無駄な出費の具体例(2014.11.4)

 円安進行中で113円台。今は持ち株が株が上がって喜んでいる人も多いと思います。数字の上では金曜と今日で5%ぐらい上昇した雰囲気でしょうか。

 私も所有していたわずかばかりの株が上昇しました。しかしあくまで余裕資金の範囲内と決めていますから、その増加分はわずかなものです。

 それでも減るよりは増えたほうが良いに決まっていますから、一応喜んではいますが、株というのはいつまでも一方的に上がることはないです。つまりどこかで限界が来る。

 そのときが分かれば言うことないですが、予想することは不可能。その意味では利益が出たと言っても、あくまで数字上のことです。

 一方、株価上昇で浮かれているうちに、日銀が目指しているような物価上昇がじわじわと押し寄せ、さらに消費増税も決まってしまうように思われます。

 ということは日々の生活を少しでも豊かにして、ゆとりある生活に変えるためには、基本的にさらに収入を増やすか不用品の支出を減らす(なくす)ことしか出来ません。

 しかし増やす方はそう簡単にいきません。仕事以外には副収入や投資ということが考えられますが、副収入は努力の割りには報われず、投資は失敗すると被害がさらに大きくなります。

 従って次に出来ることは節約しかありません。そこでちょっと思いついたので、ネットで「日々の無駄な出費の具体例」というのを調べてみました。結果は以下の通り。順番は適当で、元の文章を私なりに解釈して変更しました。

・ 思いつきや衝動、さらには惰性で買ってしまうもの

・ コンビニ等のATMを利用して引かれる手数料

・ テレビや雑誌で紹介された外食

・ ちょっとした買い物に使ってしまう車

・ 本来は必要のない酒、タバコ等の嗜好品(耳が痛いです)

・ 激安、今しか、残りわずか、という言葉に釣られて購入するもの

・ 無料の言葉に釣られて、その周辺グッズを購入

・ ほとんど真剣に考えたことのない車や生命保険料

・ 水を飲めば済むのに買ってしまうペットボトルや缶飲料

・ 図書館で読めば事足りる書籍、雑誌の購入

・ パソコンを買って、活用せず飾っておくだけ

・ 勉強と称して本を買い、飾っておく

・ きっと次は儲かるだろうと思っておこなうギャンブル

・ 医者に行けば同等のものが手にはいるのに、健康食品を購入

というわけで数え上げればキリがなく、私自身も耳が痛い内容もありますが、結局無駄を省くということは、お金を出すときは、どんなに小額であっても、常に毎回その理由をきちんと考える癖をつけないといけない、ということのようです。


表紙に戻る 節約あれこれ 効率的な生活