温暖化?に伴う異常気象への対処

自然災害保険の必要性(2014.12.7)

 いやはや寒い朝です。12月の上旬だとは思えません。ちょっと前にはアメリカで大寒波なんていうニュースが出ていましたが、その寒波の向きがちょこっと変わって日本に向かっているのかなという気もします。

 一方でフィリピンには季節はずれの大型台風が直撃だそうですから、ともかく寒暖の差が激しく、気象のブレが大きいように感じます。

 そう考えると、今年の冬も関東地方に大雪なんてことも充分考えられます。すでに北陸地方では季節はずれの大雪が来ていますから、それこそ選挙どころではないという方も多いと思います。

 昨年の大雪では、我が家の屋根に降り積もった雪が、雪解けと共に隣家の車の屋根を直撃。一気に大量の雪が滑り落ちたため、屋根がへこんでしまいました。

 私は旅行中でそのことにまったく気がつかなかったのですが、帰宅してお隣さんから「こんなことがありました」と言われびっくり。その後屋根の凹みを直すためにはどうしたらよいのか、費用はいくらぐらいかかるのかということをネットの情報を調べ、さらに近隣の自動車修理工場で話しを聞いてきましたが、結局有効な手立てがないことが判明。

 屋根全体に凹凸が出来ると、通常の板金加工では直せないそうで、基本的には屋根全体を取り替えるしかないということのようです。

 しかし交換しても、見かけは元に戻るものの、いったん屋根を切り取ってはがして、新しいものを再溶接という工程になるようで、溶接後にきしみ音が出る可能性もある、ということで、要するに現状復帰は無理とのことでした。

 そういった様々な情報を仕入れるのに、あちこち駆けずり回り、さらに保険関係についても調べましたが、結局我が家の火災保険や傷害保険、車の任意保険では対応できないことも判明。

 当然隣家のご主人も、保険や整備工場に問い合わせて調べたようですが、結局見かけだけでもきれいにするために屋根交換だと50万ぐらい?現状復帰は無理だけど、できる範囲で凹みをたたいて目立たなくする修理で30万ぐらい?という事が分かってきました。

 というわけで、このお金をどうするか?という事が問題になるわけですが、日ごろからお付き合いというかコミュニケーションをとっていたおかげで、とりあえず、修理費用よりも少ない金額ですが、迷惑料としてお金を支払い、なんとか決着。

 この経験をしてから、いろいろな災害報道のニュースに接するたびに、補償はどうなっているんだろうということが気になります。

 しかし地震、火事といったごく当たり前の災害への保険ならともかく、火山やなだれ、豪雨、豪雪、突風、竜巻、巨大な雹といった自然災害になると、遭遇する確率がこれまでは低かっただけになかなか気が回りません。

 このあたり保険会社はどう考えているのだろうと思い、自然災害保険という語句で検索すると「全労災」がそういった保険を扱っていることが分かりました。

 こういった保険について、もう少し詳しく調べてみようと思います。
  

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