還付制度、税務署

還付制度
 
 確定申告の控除についてはひとまず調べ終わりました。要するに確定申告とは、その年度に得た収入の内、最低限の生活に必要だった経費(控除等)を差し引いて、残りの部分に税金をかけようという考え方だと分かりました。

 で、この税金は給与所得者の場合はあらかじめある程度予想されて差し引かれているので、その差し引かれた分が多すぎれば、納入済みの税金が戻って来るという、ある意味では平等なシステムですね。

 これまでは職場で自動的にこれらの手続が行われていたので、あまり気にしていませんでしたが、改めて自分も納税者の一人であるということを感じました。

 ということは逆に納税したお金の使い道にも気を配ってもらいたいなという当たり前の結論が出てきますが、どうもその点になると、現状の政治はいささか心許ない気がします。
 一方低所得者世帯に対しても、様々な助成制度があることも分かってきました。

 ただそれらの制度を有効に活用するためには、その制度について自分で勉強し、乃至は関係の諸機関に自分が直接出向いて話しをしてこないといけない、ということも分かってきました。座って待っているだけでは誰も手をさしのべてくれないということです。


税務署

 仕事帰りに私の管轄区域の税務署に寄ってみましたので、その報告です。

 税務署なんて言うところは初めて行きました。駐車場に車を入れ、入り口の自動ドアをくぐると、すぐに様々な手続の書類が置かれている棚があり、そこから手続に関する書類を自由に持っていくことが出来るようになっていました。

 そこで申告書及び申告書の書き方、控除関係の申請書を先ずもらい、奥へ進みます。すると受付があり、すぐに女性職員が来訪の目的を聞いてくれ、私が「早期退職者の確定申告についていくつか質問があります」と言ったところ、番号札を渡され、「すぐに呼ばれますから待ってください」と丁寧に応対してくれます。

 ソファーで待っていると、今度は若い女性が現れ、すぐに個別の仕切りがある相談室?みたいな場所に案内され、質問の受け答え、必要な書類の説明をしてくれました。

 今日はざっと聞いただけなのですが、やはり私の場合は還付金があるだろう、とのことなので、がんばって確定申告をした方が良いな、と決意を新たにしました。


控除額

 もう少し確定申告の話題を。実は4月以降の年収が少ないので、控除額を合計すると明らかに年収をオーバーします。

 であるならば、その分をすでに支払っている退職金の税金からも還付できるのではないかと考えていました。退職金の税金は、確かに3月の時点で支払いが終了し、それ以上払う必要はないはずですが、これだって還付の対象になるはずです。

 昨日の税務署訪問ではそこまで聞かなかったので、昨晩ネットで調べてみました。「退職金 税金 還付」というような検索語句で調べてみると、どうやら還付も可能らしいと言うことが分かってきました。

 でその場合は申告書もサラリーマンの使うA様式ではなく、誰もが使うB様式になるのだそうです。う〜ん、これも誰も教えてくれません。巷の本屋さんで売られている確定申告の本にも出ていなかったような気がします。(立ち読みですが)

 というわけで、いずれ機会を見て、もう一度税務署に行こうと思っています。なお昨日の質問で電子申告についても聞いたのですが、これは確かに便利そうです。

 ただしその手続が面倒そうなのと、ICカードリーダーを自分で購入しなくてはいけない(5000円)、と聞いて、何と理不尽なという思いだけを強くして帰ってきました。

  
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