国税庁のサイトで書類作り

確定申告の時期がやってきました
 
 職場から昨年度の源泉徴収票をもらったのが、1月の終わりです。

 それ以前に税務署へ2回ほど行き、必要な書類をもらってきました。今回は退職金も含めて確定申告をしたいと告げたところ、B表というものと、医療費控除関係の書類、それから退職金関係の書類の3種類を渡されました。

 自宅に戻り、これまでため込んだ医療費等の領収書や保険関係の書類なんぞを広げ、書いてある手順通りに記入しようとするのですが、言葉が難しくて遅々として作業が進みません。

 まあすべての人が同じ書式で書く必要があるので、多少分かりにくい部分があるのはしょうがないかなとも思えますが、3時間ほど格闘して結局ギブアップ。

 確定申告を解説した雑誌を買ってこようかなと思いましたが、その前に先ずネットで調べてみようと思い、国税庁のホームページを見てみました。


国税庁のサイト

 国税庁のサイトで、最初は書類の書き方の説明を読んでいたのですが、その内容は税務署からもらってきたパンフレットと似たり寄ったりで、結局どのように計算すればよいのかよく分かりません。

 困ったなあ、今更前の職場の事務の方に聞くのも面倒だし、申し訳ないなあと思っていたら、確定申告書類の自動作成というページを発見。

 ここでフローチャートの流れに沿って、数字を埋めていけば自動的に書類が作成できると言うことが分かりました。なんだ、だったら税務署でも最初からそのように説明してくれれば良かったのに、と思いつつ作成を初めて見ると、こちらは意外に簡単でした。

 最初に通常の書類で苦労した分、どの欄がどの領収書に該当するのかがすぐ分かり、あとは手元の書類の数字を入力するだけです。入力された数字はどんどん自動計算され、還付金も勝手に計算してくれるようで、これなら楽だなと感じました。

 結局これらの入力作業は1時間ほどで終了。最後に印刷して終わりですが、作業途中でもファイルを保存できるのが便利ですね。

 税務署では電子申告の説明はしてくれましたが、パソコンで書類を作成できるという話しはしてくれませんでした。宣伝不足ですね。


還付金

 確定申告ですが、がんばって作った結果、記入方法が間違っていなければ、6万円を越す還付金が出ることが分かりました。

 収入が少ない、医者に定期的に通っている、保険に入っている、寄付をした、というような条件で還付金が出たのだと解釈してますが、特に医者については、退職する直前の1月ぐらいからきちんと領収書を保管してあったのが幸いしました。

 保険料関係は、12月ぐらいからポツポツと送られ始め、一番遅かったのは株式投資関係の書類で、これは1月中旬に来ました。もっともこちらはほとんど売買していないので、特に記載する必要はありませんでした。

 こうして改めて自分で収支を計算してみると、医療費や保険料といった日常生活とは異なる健康に関する項目での出費が多いですね。また、特に昨年は、一昨年の収入をもとにして、地方税を何十万もとられましたので、年間の資産は大きく目減りしました。

 それでもなんとか生活していけるのは、ローンの支払いがないこと、子供が一人だけなので、教育費が他の家庭に較べると少なくて済むこと、男の子なので基本的にそれほど衣服等にお金をかける必要がないこと、私自身がそれほど自炊生活を負担に思っていないこと、などが家計に大きく貢献したように思えます。
  
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