確定申告相談会へ

確定申告相談会
 
 パソコンでの入力をすべて終え、印刷物をプリンターから打ち出し、源泉徴収保険関係の書類を所定の用紙に貼り付け、これらをまとめて袋に入れ、先日確定申告相談会に行ってきました。

 午後の受付は1時という事だったので、1時半に会場到着。すると提出者と相談者で受付が別れていました。いずれも10人ぐらいが列を作っています。私は相談者側に並び順番を待ちます。

 お年寄りが多いのかなと思っていたのですがそうでもないんですね。これまで一度も経験がなかったので、ある意味何もかもが新鮮です。

 しかしようやく受付の順番が回ってきて、「初めての確定申告なので相談に来たのですが」と伝えると、受付番号を渡され、あと1時間ぐらい待ってくださいと言われました。確かに会場内の待合い場所を見ると多数の人が待っています。

 まあ今日は午後一杯かかるかなという覚悟で来たので、「外へ行って時間をつぶしてきてもいいですか」と聞くと、「良い」とのこと。というわけで、先ずは近くの本屋さんで40分ほど時間をつぶして、再度会場到着。

 しかし実際に番号を呼ばれたのは、それから30分以上経過した頃で、時間つぶしのために持参した分厚い本が役立ちました。


実際に相談してみたら

 この相談会は税理士の方がボランティアでやっているのだと思いますが、20人ぐらいの方がずらっと机を並べて待ちかまえています。

 「あそこに行ってください」と言われて向かった先には、朝から相談を受け続けていささか疲れた顔をしている、私と同年代を思われるおじさんが座っていました。

 早速、「初めてなのでよく分からない部分があるが、一応出来る範囲でパソコンに入力し打ち出してみたので点検をお願いしたい」と申し出ると、一瞬怪訝そうな顔をして、「もう出来ているんなら相談する必要ないのでは」と言います。

 しかし受付で、初めてなので相談した方が良いかと聞いて、このコーナーに来たのだと説明したところ、ようやく事情が分かったらしく、持参した資料の源泉徴収票や保険の数字と入力した文字を見比べ、「基本的に入力した数字に間違いがなければ問題ないですよ」と言います。

 一生懸命何日もかけて入力し、ようやくの思いで出来上がったレポートを大学の先生に提出したら、特に読まれもせず、「はい、いいですよ。その辺に置いといてね」と軽くいなされた気分です。

 「なあ〜んだ。だったら最初からさっさと税務署に提出しちゃえば良かったんだ」と思いつつ、10分ほどで相談会終了。まるで医者に行ったみたいに、待ち時間2時間、診察10分で異常なし、と言われて帰ってきたような気分です。

 というわけで、確定申告については、後は作成した書類を持参するか郵送するかだけなので、とりあえず一段落です。申請書は郵便局から普通郵便で送付しました。 (書き留めで送る人もいるみたいです)

 その後修正しなさいみたいな連絡があるかなと思っていたのですが、特に何もなく申請通りの還付金を振り込むという通知が来ました。(その後4月10日過ぎに振り込まれていました)

 終わってみればあっけないのですが、やってみて感じたことは、先ず医療その他の領収書を1年分きちんと保管しておかないといけません。また年度末には、保険関係の証書がさみだれ式に送られてくるので、これも同じ場所に保管。

 2月になったら、国税庁のページで作成開始。書類さえ揃っていれば、入力1日、見直し1日、出力及び書類の整理で3日ぐらいあれば完成します。これでコツが分かりましたので、今年は必要経費についても勉強しようと思います。
  
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