今後の負担増は年数十万?

今後の負担増にどう備えるか(2012.6.30)

 朝食を食べながらテレビで「みのもんたさん」の「朝ズバ」を見ていましたが、ちょうど私が関心を持っている10年ぐらい先の負担増がどうなるかという説明をやっていました。

 私はもう退職し中学生ぐらいまでの子供もいませんから、子育て支援に関する諸手当の打ち切りやそれに伴う住民税の増額という話題についてはまったく知りませんでした。

 しかし現役時代は、この住民税を年間50万ぐらい払っていて、退職初年度に収入がほとんどないのに、いきなりこれと同じ額が請求されたことにさらにびっくり。(分かっていたことですが現実に1回で請求されると辛いものです)

 この退職初年度というのはやたら出費が多いもので、これ以外にも共済の健康保険料も一括請求され、これがやはり40万ぐらいで、いきなり退職金が100万ぐらい減りました。

 それはそれとして、年間に50万前後というのは、当時でも妙に高いなと思っていましたから、それがさらにアップしたとなると、子育て世代としてはさぞかし不愉快かつ大きな負担だろうなと想像できます。

 ちなみに、私はある日突然思いついて、給料明細もきちんとエクセルに保存し、その推移を把握しておかないと将来の退職時に困るのではないかと思い、今から10年ぐらい前から給料明細の内容を記録してあります。

 さらに机の中を引っかき回して、それより古い給料明細はないかと探したところ、一番古いものが1997年のものでした。

 それを見ると、この15年間に基本給は10数%上がっています。といっても上がったのは1997年から2002年ぐらいまでで、そこから先10年ぐらいはず〜っと同額です。つまり44歳から49歳にかけて、給料は10数%上昇したものの、49歳以降退職する57歳までの8年間はまったく上昇無しです。

 一方、その間子供は幼稚園から小学生、中学生となり、中学からは塾通い?も始まり、負担は急上昇。もともと貯金が出来るのは子供が小学校ぐらいまでだろうなと思っていましたから、予想はしていましたが、やはり生活は厳しくなりました。

 と同時に「早期退職」の可能性が、頭の中をちらほらかすめ初め、そのために生活収支をきちんと把握しなくてはいけないなと思ったのもこの頃です。

 話を戻して、今朝のテレビ番組に寄れば、年収500万ぐらいの人が今後5年から10年で増える負担額は数十万という額になるようで、そうなるともう通常の節約では追いつかないかもしれないなと思えました。

 またその頃年金生活者になっているであろう私自身についても、やはり年間の負担増は10万を越えるような内容でしたから、生活を維持するためにはその分をどこかで稼がないといけません。

 さらに将来的には年金支給額そのものの減額もあり得ると予想しておかないといけないようで、であるならこれまで検討してきた繰り上げ受給という選択が一番有効なのではと思えるようになってきました。(嫌な言葉ですが先行逃げ切りを狙うと言うことになります)

 その上で、これまでやっている副収入の道を今後も模索、発展させることが大事なんだなと思いを新たにしました。


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