年金振込口座の開設による各種優遇策

年金受給の申請書が届きました(2012.11.27)

 一週間ほど前に共済組合からの封筒が届きました。先日ようやく開封してみると、来年4月からもらえる年金の申込書が入っていました。いつ頃来るのかなと思っていましたが、誕生日の二ヶ月ほど前に来るんですね。

 内容を見ると、この申込書を提出しないと年金はもらえないみたいです。勤務年数も平均給与も組合側で分かっているはずですから、簡単な手続で済むのかなと思っていましたが、年金の振り込み口座の確認とか、意外にいろいろ面倒な書類を書かなくてはいけないみたいです。

 じゃあもらえるものはもらわないといけないから早速記入するか、と半分ぐらいまで書いたのですが、その時点で「いつ送れば良いんだ?」という締め切り日に気がついて確認すると、なんと書類は誕生日の後に送って下さいと書かれていてびっくり。いきなり申込期日を間違えてしまいました。

 しょうがないので書きかけの書類を元の封筒に入れ保管。しかし二ヶ月後この封筒を取り出してきちんと記入して提出する、ということを忘れてしまいそうですし、封筒そのものの置き場所も忘れてしまいそうで怖いですね。

 それはそれとして、「そういえばゆうちょ銀行の窓口のポスターで年金振り込み優遇」なんていう文字を見かけた覚えがあるなということを思い出しました。

 「これは少しでも得をするためには、自分が利用している金融機関の振込優遇策を調べた方が良いな」と思えました。

 そこで早速ネットで検索してみると、All Aboutの記事で「年金振込口座、お得な金融機関とは」という記事を発見。読んでみると、要するに優遇策には三種類あるという事です。

 まあ誰もが分かると思うのですが、

@ 定期預金等の金利の上乗せ

A 手数料の無料化や各種プレゼント

B 資産形成の無料相談

といったものです。まあ金融機関とすれば、本人が年金をもらい続けている限り、その口座にお金が自動的に振り込まれるわけですから、場合によっては20年ぐらいの定期預金を獲得したと同じぐらいの利益があるのだと思います。

 そこで次に具体的にどの銀行がどんなサービスをしてくれるのかということを少し調べてみることにしました。するとやはりAll Aboutの記事で「年金自動受け取りで金利優遇や特典ありの倶楽部に加入」という記事を発見。 

 記事を読んでみると・・・・なんと大手銀行では年金受け取りを指定しても、金利優遇はない、と書かれています。地方銀行や信用金庫だけだそうです。

 「う〜ん、たいしたことではないけれど、やはり気になるな」と思いつつさらに先を読むと「ゆうちょ銀行」では「ゆうちょ年金定期」という名称の商品があるそうで、これは1年定期預金金利が0.1%上乗せだそうです。

 ということは、通常の金利が現在0.035%ですから、優遇されると0.135%。100万円預けて、1年で350円の利息が1350円になるということですね。かなり微妙な額ですが、何もないよりはマシだなとも思えます。

 もう少し調べてみる必要がありそうです。


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