高齢者の資産が消える?

マイナス金利導入と年金引き下げで、老後資産が激減?(2016.2.29)

 土日は更新を休みました。今後も更新はウイークデーだけにしようと思っています。昨日は、手術後の傷の痛みもほとんどなくなったので、久しぶりに片道1時間ほどのドライブを楽しんで、ショッピングモールに行って来ました。

 と言っても、何かを買う予定はなく、ただモール内をうろついてきただけです。私が行くところはだいたい決まっていて、最初に楽器店でフルートの楽譜探し。次に電気屋さんで、最新のパソコンを眺めたり、周辺機器の値段を確かめたり。

  さらに本屋さんに行って週刊誌や旅行本、経済関連書籍をチェック。3月13日からハワイに行きますので、その情報収集を兼ねていますが、すでに30回近くハワイに行っているので、最新情報以外はほとんどのハワイ関連記事は知っていることばかりです。

 衣料品関連も見ましたが、冬物セールもほぼ終わりに近づいているようです。セール品はかなり安くなっていますが、今年の年末に備えて新しく買っておこうという気持ちはほとんどありません。

 1年後には何が起きているか分からないなという、ちょっと将来に対する不安も感じています。これは今回の入院騒ぎで得た自分自身の健康に対する不安感もそうですが、政府や日銀が採用したマイナス金利政策の影響が計り知れないと思っているからです。

 当局はいまだに、マイナス金利の良い面の影響はまだ出ていなくてこれからだ、という言い方をしていますが、単なる言い逃れのようにも聞こえています。

 株価が上がれば政策が良かったから。株価が下がると外部環境が悪化したという論理ばかりを展開しているわけですから、政府の見通しというものには信用がおけないと思うようになっています。

 というわけで、冬物セールを見て、「あっこれは良さそうだ」と思うダウンジャケット等もありましたが、結局見ただけで何も買わず。

 最後に併設されているスーパーで食料品を物色しました。しかし種類は私の地元のスーパーより多いものの値段が高めに感じられ、また1品1品の量が、大家族向けなのか妙に多い。

 一度はカゴを持って歩き回りましたが、結局ここでも何も買わず、再びドライブを楽しんで地元のスーパーでちょこっと食材を購入。

 27日の毎日新聞朝刊には「年金引き下げ強化」という見出しが出ていて、サブタイトルは「自民部会了承 関連法案提出へ」となっていました。

 引き下げのポイントは「賃金が下落した場合の年金引き下げの強化」や「短時間労働者の厚生年金加入」が決まっているそうで、記事を読む限り、今後もこういった締め付けは強くなり、支給年齢の繰り下げ、減額等が頻繁に行われそうだなという印象があります。

 年金資金で株を買って現在いくらぐらい損失が出ているのかは不明ですが、そのツケを受給者やこれから年金保険料を払う人が負担するのではたまったもんじゃないなと思って、自民党の考え方を注視しています。


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