夕食(ご飯と味噌汁)

 父子家庭での大きな悩みは経済問題が最大ですが、その次が食事です。当たり前ですが、父親が子供達のために食事を作らなければなりません。

 子供が小さければ適当なものでも誤魔化せますが、小学生以降になれば味覚についてきちんと評価して自分の意見を述べることが出来ますから「うまい」「まずい」「好き」「嫌い」に気を使わなくてはいけなくなります。

 また男の子ならそれほどでもないと思いますが、女の子の場合は料理の体裁も気にするのではないでしょうか。もっとも女の子の場合は、高校生ぐらいになれば料理を手伝ってくれる可能性もあります。

 我が家の場合は、私が学生時代に一人暮らしを経験し、そのとき自炊もしていましたので、ご飯を炊くことから始まって、焼く、煮る、炒める、そして味噌汁等、一応基本的なことは出来ます。

 しかし生前連れが良くこぼしていましたが、毎日の献立を考えるのは想像以上に面倒です。特に自分一人なら問題ありませんが、子供のことを考えると、出来合いの惣菜や添加物が多いように思える食品等をいつも食べさせることには抵抗があります。

 我が家の夕食は基本的に和食なので、先ずご飯の準備ですね。最近米代が値上がりしていますので困っていますが、だいたい10kgを35日ぐらいで消費しています。

 ご飯そのものは炊飯器に適量を入れて、適当にといでから水を加えてスイッチを入れればいいだけで、それほど手間はかかりません。一応我が家は麦を若干混ぜています。

 最近は無洗米というのが売られていて、最初これを見たときは、「まったく洗っていない米」だと思ったのですが、実は「洗う必要がない米」だそうで、手間がかからない分、通常のものより若干割高になっています・

 しかしどのように洗われているのかよく分からず、価格的にも割高なので、私は通常の米を買い、毎回自分で洗米をしています。

 炊きあがるまでの時間は50分ぐらいなので、この間に先ず味噌汁の用意をします。

 ダシは粉末のカツオだし。リケンというメーカーのものです。スティックに入ったものを使っていますが。1本で2回分。鍋に水を入れてお湯を沸かし、ダシを投入。

 味噌汁の具は、主としてワカメ、あぶらげ、シジミ、ジャガイモ、白菜、ネギ、大根菜等です。それぞれ洗ってから食べやすい大きさに切り、お湯が沸騰したら投入。再度沸騰したところで、弱火にして味噌を少しずつ溶かします。

 味噌汁の正しい作り方はよく知りませんが、まあそれっぽい味になるので満足しています。ただ味噌の選定には気を使っています。

 これまでに何種類か試していますが、最近は「HIKARIMISO」という銘柄がお気に入りです。これの「信州産 こだわってます 無添加」というのが一番好み。ただしちょっと高いので、その場合は「無添加 円熟こうじみそ」というのも使います。
 
  
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