鍋料理は経済的

鍋料理でコストダウンと健康維持(2013.10.6)

 先日非常勤講師で勤めている学校の女性の同僚の方に、「専業主夫は夕飯のメニューを考えるのが大変です」と愚痴のような冗談のような話をしていたのですが、その方も共働きでいろいろ食事の用意は苦労されているようで、そうゆうときこれからは「」です、と教えてもらいました。

 最近はスーパーに行くと、レトルトのようなパックに入った鍋用のだし汁がいっぱい売られています。私はこれまで買ったことがなかったのですが、上記の話の後、試しに一つ買ってみることにしました。

 ところが実際にスーパーに見に行くと、これがまたとんでもなく種類があるんですね。びっくりしました。いつもはチラッと眺めるだけで通り過ぎていたので気がつきませんでした。

 ざっと見て「寄せ鍋」「もつ鍋」「キムチ鍋」「豆乳鍋」「とんこつ鍋」「トマト鍋」「味噌鍋」「ちゃんこ鍋」「魚介鍋」等々、ものすごい数です。値段が200〜300円ぐらいでしょうか?

 たまたま家庭菜園で大量に長ネギが穫れる季節になったので、少し冷え込んだ先日「キムチ鍋」というのを作ってみました。必要な物はこのスープパックと野菜。動物蛋白として「タラ」や「アサリ」等が良いとパックに書かれていました。

 早速大きめの鍋にスープをドバッと入れましたが、見かけは真っ赤なスープで、何だか体に悪そうに思えます。そこへ畑からとってきた大量のネギやジャガイモを入れ、スーパーで買ってきた白菜、大根、人参、タラの切り身を入れてともかくぐつぐつ煮込むと出来上がり。

 確かに簡単です。食べてみると・・・・「うまいけど何か物足りない」。息子に言わせると「中途半端な辛さだな」というコメント。もう少し煮込めば辛くなるのかなと思えましたが、「抜群に美味しい」という訳でもなさそうです。

 やっぱり市販のものより自分で作って味を調整した方が良いかなと思い、昨日は冷えてきたこともあって、豚汁に挑戦。先日の野菜の余りに、さらに豆腐やエノキダケ、ゴボウ、豚肉を加え味噌で煮込みます。

 私の感覚では、ともかく大量の野菜が入った味噌汁を作る感覚です。こちらは何回か作っているので、味は好みのものが分かっています。顆粒の鰹だしとHIKARI味噌、ちょっと多めの酒で味を調えて出来上がり。

 体が温まっていいなあと思うのですが、様々な野菜をどんどん入れていくので必然的に量が増えます。食べる方は息子と二入ですから、結局3日間ぐらい食べ続けることになり、これが最大の欠点。

 しかし野菜たっぷりで、栄養豊富。さらに経済的。これが大きいですね。高いと言われている野菜ですが、肉や魚に較べると重さあたりの値段は間違いなく安いです。

 今私の近くのスーパーでは大根1本が300円近いという法外な値段が付いていますが、重さは1kg以上ありますから、肉や刺身1kgの値段に較べれば、とんでもなく安いです。

 もう少ししたら、我が家の家庭菜園でも大根や白菜が取れ始めますので、そうなるとますますコストダウンが図れます。

 というわけで、市販のスープも今度はシンプルな寄せ鍋あたりを買ってきてチャレンジしようかと思っています。ちなみに本格的な冬場になったら、湯豆腐がシンプルで一番良いなとも思っています。

 
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