居酒屋さんと楽譜の消費価値

自分にとって本当に必要なものだけにお金を使う(2015.4.1)

 昨日は4月からの値上げを聞き、午後から買い物に行き、ケチャップ、マヨネーズ、サラダ油、バターなんぞを買ってきました。

 しかし今日の朝のテレビのニュースで、メーカー側は値上げするものの、スーパー側は3月までに仕入れた製品は、在庫がなくなるまで以前の価格で販売すると店長さんが言っていましたので、スーパーによってはまだもうしばらく旧料金で販売されるようでちょっと拍子抜けです。

 一方ついでに「安い!」と思って買ったものが。いつもは10kgで3200〜3500円ぐらいのものが多いと思っていたのですが、昨日は何故か2600円ぐらいのアキタコマチが販売されていて、思わず購入。

 安い米は白い米が多かったり割れていたりすることも多いようですが、今回買ったものはそんな粗悪なものではないようです。実際に似たような3000円以下のお米が一杯出ていましたので、米全体の価格が下がったとしか思えません。

 たまたまそのスーパー(ベイシアです)が安かったのか、全体の相場が下がっているのか?物価高の折り、この米料金の数百円の節約が一番影響が大きいように思います。

 一方、上記の品目を買いながら、夕飯はどうするか熟慮。もし居酒屋さんあたりに飲みに行けば、1回の出費が3000円前後になるのが明白です。

 実は直接この価格とは関係しませんが、最近フルートを練習しなおしている関係で、新しい伴奏CD付きの楽譜が欲しいなと思っています。しかしこういった楽譜は需要数が少ないので値段も高額。1冊3000円前後します。

 さて、結論は明白ですね。ひたすら練習しながら音楽を場合によっては一生楽しむことが出来る3000円と、わずか1時間前後の居酒屋滞在の3000円を較べたら、お金を消費する価値としては、圧倒的に前者のほうが私には大きいと思えます。

 年金暮らしになってから、こういった同じ金額を使ったとき、どちらがより価値があるか、ということを良く考えるようになりました。

 その価値観は人それぞれで、当然ながら飲み屋さんに行って、そこで人との交流を楽しむということに最大限の価値を見出す方もいると思います。

 私の場合は、飲みに行く目的が、「自分で料理を作らなくて済む」「自分が作るより美味しいものが食べられる「のんびり読書が出来る」と三点ぐらいに尽きますので、それと楽譜を較べると、「ちょっと我慢すれば一生使える楽譜が買える」という発想になります。

 ただ折角「飲みに行こうか」と考えたこともあるので、スーパーではちょっと奮発?してポテトサラダ、マグロの刺身、加工食品で滅多に買わないサラミソーセージなんぞを買ってきて、あとは家にあったホーレンソーの味噌汁を作り、デザートにイチゴ、という豪華?メニューで家飲み。

 居酒屋さんで使うお金よりも2000円分ぐらい節約できたかなと思えるので、もう少ししたら新しい楽譜を買おうかなと思っています。


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