日本の自殺死亡率はワースト6位

2017.5.26

  朝っぱらから雨が降り続き今日もウォーキングに行けず。今日は息子が出先で食事をするようで私は孤食。サラダ類を買ってきて、メインのおかずは冷蔵庫に入っているものでいいかなと、一人暮らしのぐうたらさを前面に出しています。

 息子が一人立ちをして、私一人の食事が続くようになると、あまり手の込んだものは作る気が失せてしまうのではとちょっと心配です。確かに一人の方が食事代は少なくなりますが、それで健康を害してしまったのでは話になりません。

 ヤフーのニュースに欧米型の食事でも、寿命にはそれほど影響しないというようなことが書かれていましたが、基本的には人間は雑食性なので、様々な物を万遍なく食べればいいのではという気がします。

 19日の新聞記事に自殺死亡率が先進国中日本はワースト6位のレベルだという不名誉な内容の記事が出ていました。しかも女性は3位だそうです。

 ワースト10の国を見てみると、西ロシア近辺に偏っています。政治的に落ち着かない国々と言っても良いかもしれません。一方アジアでは韓国と日本が目立ちます。

 人が自分の命を絶とうと思うときは、将来に対して夢も希望も感じられない、生きていてもしょうがない、というようなことを突き詰めて考えてしまうのかなという気もします。

 また社会に制約が多く、息を詰めるようにして生活せざるを得ないというのも引き金になるような気がします。ちょっと正規の道を外れると一斉にツイッター等で攻撃を受けるなんてのも、精神的な自由度が狭まっている証拠だと思います。

 そんな細かいことでいちいち目くじらを立てなくてもいいのではと思うような内容を、事細かく掘り下げてテレビのニュースにしていることも多いです。

 相手の立場や、それぞれの生活環境が違うのですから、多少人と違う事をやっても、「まあ人それぞれだからいいんじゃない」と思う余裕があればいいなと思うのですが、そんなことは一切まかりならんというニュースが多いような気もします。

 今日は昼過ぎにTUTAYAさんに行き、DVDを5枚借りてきました。新作、準新作が1週間5枚で税込み1080円というものです。実は「オケ老人!」という老人たちのオーケストラを扱った映画を見たかったからです。

 ついでにスタートレックやローグ・ワンというSFも借りてきたので、今日の夕食後は息子もいないので、これらをじっくり一人で鑑賞の予定。

 それはそれとして、TUTAYAの係りのお姉さんが異常に感じるぐらい丁寧で、かえって居心地が悪かったです。たぶん接客サービスの向上を目指して、言葉遣いや態度を教育されているのだと思います。

 しかし「言葉遣いが丁寧な接客だな」と思える接客態度ですが、丁寧すぎてかえってこちらが困惑してしまったのでは逆効果だと思います。またその様子をどこかで監視している人がいるとすれば、店員さんとしてストレスがたまるだろうなと思います。

 そうやって毎日精神的に少しずつ追い詰められ、ある時何かがきっかけで失敗に近いようなことをしたとき、周り中から責められたりすれば、まじめに働いていた人は、やる気を失うばかりか将来を悲観する人も出てくるだろうなと思えます。

 乱暴な言葉遣いは御免ですが、ごく普通に「5枚の貸し出しですね」。「私もこれ見ましたが面白かったです」なんて言う会話がちょっとあれば、ずいぶんレンタルも楽しくなるだろうなと思うのですが、現実はともかく丁寧かつ事務的に接するという事だけに力がそそがれているような気がしました。

 結局将来に対して夢も希望もないと感じるときは、他人とのつながりが失われてしまっている状態と言えるのかもしれません。


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