教育費が将来設計に与える影響

息子の大学進学を控え、生活シミュレーションを見直しています(2012.10.14)

 10月に入り、来年4月以降の生活をどのように送るのかを折に触れて考えています。以前も書きましたが、来年3月いっぱいで正規退職年度となり、4月からは基本的にフリー?になります。

 以前は老体に鞭打って、この後も働かなくてはいけないかなと思っていたのですが、早期退職後の2年半の生活で、生活経費の目安がだいたい分かり、今後の支出の予測も出来るようになりました。

 唯一まだ不確定なのは、息子の4月以降の進学先または予備校先の経費です。経費として一番困るのは、進学先が自宅から遠く離れ、自炊生活をしなければならない、というようなときですね。当然仕送りが必要になります。

 幸いにして、無事大学に合格出来たときの入学金や授業料は現段階ではなんとか用意できそうなので、それについては心配していませんが、仕送りとなると話はまったく別です。

 ネットの資料に寄れば、今時の大学生への仕送り額は月平均7万だそうです。しかし自分の今の生活を振り返ってみても、数万の家賃を払って残りで生活するというのは、不可能に近いように思えます。

 とすると勉強の時間の合間に数万円のアルバイトということになるのだと思いますが、大学に行って勉強のためにではなく生活のためにアルバイトをしていては、何のための大学?という疑問符が付いてしまいます。

 ということは、もし一人暮らしなら、合格できるかどうかは別として、国立大学かなと思えるわけですが、調べてみると年間の授業料は50数万。入学金が30万ぐらい。4年間だと250〜300万ぐらい。

 かなり多いですが、私立の理系大学の場合700万ぐらいかなと考えているので、その差は400万。つまり1年間辺り100万の差がでるわけで、月に直せば8万。

 これを仕送り額とすれば、自宅から私立の理系大学に通うのと、地方?の国立大学に月8万ぐらいの仕送りをするのでは、総額にあまり差がないことになります。

 ただ国立のセンター試験は科目数が増えるので受験生には嫌われているようです。個人的にはみんなが嫌う試験は逆に入りやすいという気がするのですが、ともかくこれ以上負担を増やしたくないというのが、受験生共通の悩みかなと思っています。

 ともあれ、私立にしても仕送りをして地方の国立に入学することになっても、どうやら4年間の必要経費はあまり大きく変動しないようです。

 ということは最悪なのが、地方の私立理系でしょうか?そうなると私もさすがにのんびり出来ないかもしれません。ただ幸いなことに、今の所息子は一応自宅から通える大学を考えているみたいです。

 というわけで、大学の必要経費がだいたい分かり、日常の生活経費がだいたいわかってきたのですが、基本的には今の生活費は月16.5万ぐらいで、その内4.5万ぐらいが高校の教育費ですから、生活するだけなら来年以降は12万ぐらいになります。

 ただし交通費は増える可能性もありますので、月13万。年間で156万。これに税金、保険料、車の維持費等必要な額をプラスするとだいたい190万ぐらいでしょうか。これが来年以降の我が家の生活費の基本額となり、これをもとにシミュレーションをしています。


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