生活費で最も減ったのは交通費

早期退職前と後の生活費を比較(2013.1.2)

 昨日は12月分の家計簿を整理していました。早期退職後生活費がいくらぐらい必要かというのは、現在早期退職を考えている方にとって最大の関心事だと思います。

 これについては、家計簿をつけるのが一番です。何回も書いていますが、私は買い物先でもらう領収書はすべて財布に入れています。領収書をくれないお店もありますが、それは覚えておくしかありません。

 早期退職直後は、このいつの間にか消えてしまう額が結構あって、家計簿上の消費額は実際の消費額よりかなり少なくなっていたものと思われます。

 その後徐々に退職生活にも慣れ、家計簿をつけるということが当たり前になってきていますので、現在の金額はかなり実態に近いものだと思っています。

 ちなみに領収書の金額とおおまかな項目だけで分類して、エクセルで管理しています。領収書の合計金額を入力するだけなので、5日間ぐらいをまとめて入れています。

 項目は「食費」「外食費」「酒類」「衣料品」「雑貨」「交通」「光熱」「通信」「医療」「教育」というような分類です。

 結果ですが、息子の教育費を除いた、いわゆる私と息子の二人だけの一ヶ月の総生活費は、早期退職前は約145000円でした。早期退職後は約120000円です。

 25000円の差がどこで生じたかというと、食費で6000円減、外食費は変更無し、酒類も変更無し、衣料品が1000円減、雑貨類が5000円減 交通費が12000円減、光熱費が2000円、通信費は若干上昇して2000円の増、医療費2000円減ぐらいです。

 合計額が25000円と合わないのは四捨五入の関係ですが、交通費の減額がほぼ半分をしめています。これは近場の移動はすべて自転車を使っている影響もあると思います。

 というわけで来年以降、息子が大学に入学すると、学費等は別会計で考えていますが、大学までの通学費が月1万ぐらいかかりそうです。またもしかしたら小遣い等も必要かなと思っていますが、それを1万と仮に考えれば、来年度の生活費は月14万ということになりそうです。

 年間に直すと14×12=168万。これに税金や保険料が加わるのですが、60歳以降の税金や保険料がどうなるのか、今と少しは変わるのかが全然分かっていません。今年度同様だとすれば、車の維持費等も含めて40万ぐらいかかりそうなので、合計約210万という結果です。

 つまり親子二人で、60歳前後の親が一人と子どもが一人の生活では、だいたい年間200万ぐらい必要だということで、もし60歳以降65歳まで、年金がもらわずに生活する場合、生活費のために1000万貯蓄があれば、なんとか年金受給までしのげることになります。

 私の今年度4月以降の計画ですが、基本的には共済年金+未確定ですかが非常勤講師の収入ネットの副収入+自己年金によって、何回かの旅行を含めて1年間は気楽に生活できると考えています。

 しかし問題は今後5年、10年先ですね。増税、物価上昇、年金額切り下げ等が積み重なると、あまりのんびりしていられないような気もします。しかし60歳を越えて、今更何かで大もうけしようというのは不可能だと思っていますから、やはり身の丈にあった生活を模索するしかないように思います。


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