早期退職後の家計費の総支出は?

85歳までの生活費の支出を予想すると(2013.2.10)

 生活費としての支出が将来どのように変化していくかを予想するのは、かなり難しいなと思っています。何が問題かというと、一番大きいのが我が家の場合息子の学生生活や就職時の家計が現時点でほとんど予想できないからです。

 昨日書いたように、昨年の生活費は月約12万でした。これに私立高校の教育費5万を加えたものが月々の支出です。

 しかし来年からは、息子は大学に進学または浪人という二つの道があり、さらに大学も自宅通学かアパート暮らしか、そしてその先には就職または就職浪人という分岐もあります。

 ただし様々な分岐をすべて考慮するのは不可能なので、モデルプランを一つ設定して支出を考えるしかありません。

 その場合も悲観的に見るか楽観的に見るかでまたその支出は異なるわけですが、このブログの題名のように「お気楽」に考えることにして、大学には無事合格。

 自宅から通学し、4年後ぐらいには無事就職ができ、その後6年ぐらいは私と一緒に生活。その際食料費として月1万円程度でもいれてもらえば生活費は140万ぐらいに減ります。

 さらに30を過ぎたら独立というような、ある意味理想的なプランを考えると、それ以降の生活費は私だけになるので月10万、年間120万となります。その間私はがんばって85歳まで生きるというのが、収入総額を考えたときの基本です。

 そうすると生活費の支出(年払いの教育費、税金や保険料は含めません)は以下のようになります。年間の生活費を仮に150万とします。(実はすでに早期退職をしていますから、これまでの3年間の支出450万も本当は計算に入れなくてはいけません。最後に調整します)

年度 生活費 合計
2013 150 150
2014 150 300
2015 150 450
2016 150 600
2017 140 740
途中省略 途中省略 途中省略
2022 140 1440
2023 120 1560
途中省略 途中省略 途中省略
2038 120 3360


というような計算をしていくと、私が85歳になったとき、3360万円が生活費として、前回計算した総収入から出ていくことになります。

 この時点で総収入より生活費が上回っていたら、それ以外の教育費や税金・保険は払えないと言うことになりますから、生活は破綻、ということになります。


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